「古代のマスター」 クリスタルwithブラックトルマリン
¥8,800
SOLD OUT
「古代のマスター」
パキスタン・バルティスタン州スカルドゥ産
クリスタルポイントwithブラックトルマリン
89×34×32mm
117グラム
~About Crystal.
またまたスカルドゥのクリスタルの登場です。(なぜスカルドゥの石ってこんなに惹かれてしまうんだろう。。)
全体的に野性味溢れる雰囲気の石なのですが、特徴はなんといってもファセットに挟まっているブラックトルマリン(ショール)の存在。
クリスタルがブラックトルマリンの大きな柱状結晶を挟んだまま成長したとても珍しいものなのですが、そのまま内包するのではなく、まるでファセットの先端を「分かつように」して成長しています。
同じ根元を共有しつつもポイントが2つある、「タントリック・ツイン」のような佇まいでもありますね^^
ブラックトルマリン自体は非常に照りがよく、黒々と綺麗に結晶している石肌に美しい条線が刻まれています。どことなく「触っていいのかな…」と思ってしまうように(?)クリスタルの狭間から堂々とその姿を露わにしてくれています。
ブラックトルマリンは触れると、なにか独特の「感覚」が残りますね。
その他、反対側の柱面にもブラックトルマリンの付着が。わかりずらいのですが根元部分内側にも、内包される形で「隠れブラックトルマリン」が共生しています。
さらには他の根元部分にもブラックトルマリンが抜け落ちたものと思われるハッキリとした痕(条線が刻まれています)が残っています。
Ψ Ψ Ψ
「野趣溢れる」、というのでしょうか。。とてもワイルドな姿をしているこの石。
成分がわからずもどかしいのですが、石肌のすぐ内側、ところどころにアースカラーの鉱物が斑点模様のように内包されていて、これがとてもユニークで素敵です。
ファセット内部にも浮き上がっているのが覗えるのですが、もしかしたらシデライトかな?と個人的には思います。
また、恐らく同じ成分のものと思われますが、石肌に他の鉱物が抜け落ちた痕と思われる「浅い窪み」がたくさん見られます。
ところどころに淡いゴールドの成分も付着しており、柱面のひとつにマイカ(白雲母)のような鉱物がキノコのように付着しています。
石肌は全体的にざらざらとした触り心地で、部分的に岩肌のようにごつごつしたワイルドな印象。各柱面にはリッジも。
また、内部はインクルージョン&クラックが多く、乳濁している部分もあるのでおおむね白っぽく、またくぐもって見えるのですが、ところどころに小さな虹も覗えます。
特に先端に白い雲のようなインクルージョンが広がっているのですが、ファセット自体の透明度、照り、艶はとてもよく、内部のインクルージョンがよく観察できます。
また、この石はクラックの仕方がダイナミックで独特で、よく見ると内部を縫うようにギザギザに入っており、「各階」のその銀色の輝きが美しいです。
全体的にとても「味のある石」という印象で、古めかしさ、野性味を感じる素朴さをもっています。
~About Energy.
私は個人的にこの石が非常に好きです(笑)
何というか、シェルフにいる間は何度も手にとってしまった。。惹き付けられるような魅力のある石だと感じます。
この石も好みがはっきり分かれるタイプの石だとは思うのですが、この野趣溢れる、一見して粗野な姿、溶けた訳ではないので「蝕像」と言っていいかはわかりませんが、他の鉱物の影響を石肌にたくさん刻んでいる、とても頼もしいような雰囲気をもっています。
自然由来のダメージを負っている石を「ウォーリア(戦士)」と呼ぶことがありますが、雰囲気としはちょっとそれに近いかな?とも。
何よりこのブラックトルマリンが素晴らしい共存です。
まるでロケットのように堂々と飛び出しているのですが、クリスタル自体はその影響で先端がクッキリと分かたれてツインのような形状に成長しています。
お互い共生を楽しんでいそうですし、石はどれも「なるべくしてそうなった」と思える石。
ブラックトルマリンってもともとパワフルな石ですが、よく云われているように低位のものを弾いてくれる印象もあり、マイナスイオンも放出しているので癒し効果もありで、クリスタルと共にとてもパワフルな響き・ハーモニーを生んでいます。
Ψ Ψ Ψ
めったやたらにこの言葉を使いたくないのですが、個人的にはこの石は「Teacher Crystal」と呼びたいです。カテゴリもそちらに振り分けました。
名前も、この石のフィーリングから「古代のマスター」に。
(初めは「Wild Teacher」と呼んでいました。笑)
「言葉ではない教え」、見えない交流をたくさん授けてくれそうな石だと感じます。
この独特な古めかしさも然りですが、とても、叡智とスピリットをもっていそうな印象。
姿を「ワイルドな」と書いていますが、響きとしては圧迫したりぐいぐい来るような感覚ではなく、静かな頼もしさ・力強さをもっています。
この姿ーー特徴的なブラックトルマリンだけでなく、他鉱物由来の影響を受けている姿はちょっと唯一無二かな?と思う、素敵な石です。写真でこの独特の雰囲気をお伝えしきれないのが残念ですが、実物は本当に味わいのある姿・響きをもっています。
人間にたとえるならば
「玄人の長年の旅人で、その途上で悟りを開いた、物静かだけれど、いてくれるだけでものすごく頼もしい人」、みたいな、かなりわかりずらいですが、そんな素晴らしい雰囲気です。
または太古の洞窟から出てきたグランド・マスターのような佇まい。
Ψ Ψ Ψ
ぜひぜひ、たくさん手にとって頂きたい石。
この石は「人の手に渡ることで意味をもつ・目覚めるタイプの石」だと感じます。もともと人の手に渡るつもりで生まれた石のタイプといいますか。
眠っていたのかはわかりませんが、この石はうちに来た時からかなり目覚め始めているのを感じていて、内側の眠っていた古い叡智を呼び覚ましていっているという印象。
もともと「もっているエネルギー量の多い」タイプのクリスタルだと思うのですが、それを発揮させ始めているという感じ。中に住んでいる石のスピリットが活発になっているという印象です。
本当に、たくさん傍に・手にして頂きたいクリスタルです。(また、この石とはぜひ一緒に眠ってみてください)。
しっかりしたサイズなので握り心地もいいです。もちろん瞑想にも。
店主としては本当に、お勧めのクリスタルです。
ご縁をお待ちしております。