2023/11/14 14:11
久々にザギマウンテンたちをパキスタンからオーダーしてみました。
先日の新宿ショーで素敵なザギたちを発見して、「やっぱりザギっていいな」と感じたのがきっかけになり、久しぶりに海外から輸入してみようと思いました。
その時のページはこちらより。
ザギマウンテンについてはこちらより。
ザギ、やっぱりいいです…
久しぶりにまとめて見ると猶更、この石がもっている魅力にハッと気付きます。
このBrownの姿。石によってはややスモーキーがかりながら白濁するようであったり、濃厚なキャラメルカラーになっていたり、ちょうど干し芋のような色合いのものも。ザギは本当にザギにしかない魅力があります。
これらの石をパっと見て素直に感じるのは「安心感+力強さ」で、こじつける訳ではなないのだけど、やはりそれは「土と火のエレメント」を彷彿とするものです。
実際に石を神秘学的な元素で分類するのなら、ザギはそんな石なのではないかな。個々がもつエレメントを大切にするアーユルヴェーダでも、宝石療法というものがありますものね。そのエレメントのパワーをすこし与えてもらう(自分と親和させる)ようなこと。
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毎回しつこく書いてしまっているけれど、ザギはいつも安定感と力強さを感じさせてくれます。
それはあたたかい父性のようなものではないかな、と。
雄大で、頼れるもの。あたたかい大地のような。ザギは基本的には男性性、父性性をもつ石だと思います。
無骨な姿で野性味を感じさせるザギだけど、ハマる人にはハマる魅力がものすごくあり、またショップでご紹介することでザギの魅力がお伝えできればいいなとも思います。
本当、ゴツゴツとした姿で美麗という感じではないザギだけれど、ひとつひとつが宝のよう。限りあるものだし、手にされた方は「これは価値ある石なんだ」と、そんな風に思って大切に(そして自由に)付き合っていただければと思っています。
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ところでザギの持っている力強さ、安定感のKeyって何なのでしょう。
岩石のようにStrongな結晶姿も然りですが、それは濃厚なBrownの素となっているインクルージョンの存在が何より大きいのでしょう。
これはアストロフィライト(星葉石)が沁みて溶けこむように内包されているからだと言われています。初めは「アストロフィライトって沁みるとこんな風になるの?」と疑問だったのですが、現地パキスタンの人もそのように言っていたのでやはりそうなのでしょう(多分)。
繊毛状にインクルージョンされたルチル(エンジェルヘア)も色合いの一因になっていることが多いし、ものによっては「アンフィボール?」と思わされるものもあります。きっと複合的に色々な鉱物が混在していて、それがザギのもっている素晴らしい魅力になっています。
他にパっと思いつくだけでもエジリン、アクチノライト、リーベカイトなどがあり、本当に多様な「鉱物の海」のよう。そしてこれらはみな力強くパワフルさを感じる鉱物たちなのですが、その中でも、やはりとりわけアストロフィライトの存在が大きいのだろうなと思います。
アストロフィライトについてはこちらより。
ザギのもっている雄大さは、アストロフィライトにあるのではないかな。アストロフィライトはとてもパワフル(という表現が正しいかはわからないけど、「自分自身のパワー」がスパークするような石だと思っています)な石です。
ザギはチャクラ学でいうところの「下位のチャクラに」対応しているのでしょう。
グラウンディングしていて、「自分」というものの自己肯定感や、「存在の確かさ」を後押ししてくれるように。「あなたはあなたとして当たり前に存在していていい」という言葉にならない体現。それが大地と火のPiece。
実際、ザギの魅力って手にしてじっと眺めることはもちろんなのですが、ただそこにあるだけで、暮らしのどこかスペースにあるだけでとても大地的な安心感・安定感・温かみを与えてくれます。どこか置きたい場所に置いておくとその場の空気感が変わります。何か宝もののような存在感、小さな守護神のような空気感でそこにいてくれるように思うのです。そのことがとても素敵。火と土が結晶したものがそこにあるように。
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長くなってしまったけれど、店主はとにかくこの石に魅力を感じています。ひとつは持っておきたい石というのかな。
火と土を感じる石…ということで、今回は「大地と炎のたからもの」シリーズと題して10点以上ご紹介していきます。
以前はまとめてご紹介していたけど、今回はひとつひとつ準備でき次第ショップにupしていきますので、ご縁や魅力を感じる石、ビビっと来たものをどうぞチョイスしてみてください。複数も大歓迎です。
(ページには個々の簡単な説明や、感じることを書く予定です)
ザギ、正直言って以前ご紹介していた石たちはクオリティの高さに比べて本当~~~にロープライスでした。
が、今回も前回同様、石の価値を鑑みて適正価格に寄せます(それでもロープライスかなと思います。あと、今やショーで見かけても噓でしょ?というプライスで紹介されていることがほとんど。なので今回は海外オーダーに頼りました)。
もともと好きな石でしたが、これまでここまでご紹介させて頂けているのだから、ザギには縁を感じてしまうのです。ひとつひとつが貴重な宝、としてご紹介して参ります。
どうぞお好きなザギをチョイスしてみてくださいね。
石とのよい縁となりましたら幸いです。
虹石屋 店主
織矢
*ザギは日向(強い光)と日陰で色味の印象が結構変わります。また、逆光に透かすかどうかでも変わります。写真は基本的に野外で撮っていて日向・日陰のものを掲載していますが、色合いも風合いも動画でご確認いただいた方がわかりやすいかな、と思います。今回は日向と日陰の2本ずつを添付しますので、よければどうぞ動画もチェックしてみてくださいね。(ある写真のイメージだけが強くなりすぎてもあれですので)また、記載している内包物に関してはペンライトで逆側から照らすとわかりやすいですので、ぜひスマートフォンなどで試してみてくださいね。