虹石屋

【 About Crystal 】


＊タンザニアマスター（モンドクォーツ）についてはこちらのブログ記事をご覧下さいませ。
https://nijiishiya.thebase.in/blog/2021/05/12/110821

＊日陰で撮影したものはInstagramにポストしています。またトライゴーニック＆レコードキーパーのファセットもこちらに載せています。
https://www.instagram.com/p/CO9JVvZB3Tn/?utm_source=ig_web_copy_link

熱水などによってまろやかに溶かされ丸みを帯びた、女神のようなタンザニアマスター。

柱面は蝕像によって優し気に波打つようにギザギザを刻んでおり、ファセットを含めた結晶面のラインは溶けて丸みを帯びています。内側に反射する銀色の光が美しく、根元は優しい気泡状のインクルージョンを浮かべています。背面のクラックからは角度によって小さな虹も。

何より特筆すべきなのは、逆三角形のキーである「トライゴーニック」。輪郭が曖昧ではあるのですが、特に正面のファセットに僅かに窪むように▽のしるしをいくつか浮かべており、他のファセットにも同じようなパターンの窪みが見られます。

また、「レコードキーパー」と呼んでいいのだと思いますが、逆三角形に接するようにして三角形のマークがおびただしく蝕像をうけながら浮かび上がっています。こちらも正面、そして背面にもぎっしりと刻まれています。

この石にはクリスタル専用のクッション（Mサイズ、ブラック、10㎝四方）をお付け致します。

トライゴーニッククリスタルについてはこちらよりご覧下さい。
https://nijiishiya.thebase.in/items/30765158


【 店主’s Memo 】


今回20お迎えした中でもとりわけスペシャルな3つのタンザニアマスター。こちらはその中でも「女神」という位置づけだった、特別な石。トライゴーニックは逆三角形ということもありどれも女性的な雰囲気を帯びているものですが、こちらはサイズも雰囲気も、すべて女神のクリスタルそのもののよう。こんなクオリティのトライゴン、溶け水晶はそう出逢えるものではありません。

また、トライゴーニックと織り合うに浮かんでいる三角形。これはトライゴーニックとレコードキーパーが両方出ているといってよいのでしょうか。こんな石は初めて見ました。両方とも「記録」に関する特別なイニシャルですが、きっとこの石はとてもとても古い地球の記憶、きっとアフリカ大陸が超大陸から分離する以前の物語を知っているのではないでしょうか。

この石を手にする時、お迎え下さった方もきっと「水」のエレメントを感じると思います。とてもまろやかで、女性性を体現するような水のひかり。透明度が高く澄んでいるからということもありますが、それだけでなく非常に清らかで高い場所に流れているやさしい水やその光の揺らめきのような雰囲気をもつ石だと思います。

また、このクリスタルは光の反射でとりわけ「銀色」と感じる光を見せてくれるのですが、その様子が湖面に浮かぶ銀の光のようでとても美しいです。まろやかなのだけど、純潔で、キンと輝くもの。穢れのないつよい輝きですね。

こういった優しさを感じる石には多いですが、こちらも根元が微妙に（とても微細に）セルフヒールしているように見えます。クリスタルとしてのフォルムも均整がとれていて、手に取れる光として無上の美しさ。

この石をより特別なものにしているのはやはりトライゴーニックの存在ですが、お迎えされた方はもしもそれらのエネルギーに触れてみたい、という場合、トライゴーニックを正面から見るのではなくむしろ背面や斜め後面の下から、クリスタルの内側を通してその正面ファセットを覗くようにしてみてください（内側にあるホログラムを覗く感覚）。その時、特定のイメージや言葉など浮かばなくて大丈夫。こころを静かにしてただこの石に近づけば知性を超えたところでこの石がもっているものと感覚的に繋がれると思います。

この石はとりわけ後面の透明度が高いこともあり、そこからクリスタルの内側を覗いてこころを寄せてみるとそれだけでヒーリングになります（もちろん正面からでもOKですし持ち手の方が観ずるままに）。もしもご興味の場合はぜひ「クリスタルの内側にある世界」にこころを寄せてみてください。とても素晴らしいものをもった石です。

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この石を手の中に納められるということがとても幸せでした。非常に非常に美しいクリスタル。どうぞ特別な出会いにお迎えください。ただ愛（め）で一緒にいるということが素晴らしい光と絆を育んでくれるかと思います。


【 Detail 】


タンザニア、ドドマ州モンド産

タンザニアマスター（モンドクォーツ）
トライゴーニック＆レコードキーパー

85×47×37mm
234g

※ページに綴っていることはあくまで店主の感じ方ですので、どうぞお迎えされた方は独自のフィーリングで自由にこの石と触れ合ってみてくださいませ。