「ひかりの鍵」 コロンビアン・レムリアンクォーツ ゲートウェイキー&タイムリンク(過去)
¥52,000
SOLD OUT
「ひかりの鍵」
コロンビア・サンタンデール産出
コロンビアンレムリアン・クォーツ
ゲートウェイキー&タイムリンク(過去)
111×35×32mm
179グラム
※「コロンビアンレムリアン」という石についてはページ下部にてご説明しています。
~About Crystal.
光がそのまま結晶化したような美しいコロンビアン・レムリアン。
仕入れ先のショウケースの中で輝いているこのクリスタルを見た時、とてもこころ惹かれてしまって、そのまま迷わずにお迎えしてきました。
長さも太さもあるとてもしっかりしたサイズ。とても存在感のある石で、コロンビアンらしい澄みきった光を放っています。このサイズはなかなか希少です。
オリジナルレムリアンの特徴と同じく、こちらもひとつの柱面おきにハッキリとしたバーコード・リッジが刻まれています。
このクリスタルのポイントは、他の結晶が抜け落ちた剥離痕がいくつも見られること。
クリスタルについたそれらの6角形や3角形の痕を「ゲートウェイ・キー」と呼ぶのですが、はっきりとした形でないものを含めると、10個近くの結晶が抜け落ちた痕が覗えます。。。
さらには根元の部分。
リモナイト(褐鉄鉱)と思われるゴールドが付着している部分に、とても深く広い剥離痕が見られます。
ギザギザに削れた石肌が、まるで大きく口を開いた洞窟や晶洞のようでとてもワイルドです。その下にも、くっきりと刻まれたキーが2つほど。その内の1つは刻みがとても深く、本当に鍵穴のように見えます。こんな野性的でギザギザの剥離面は初めて見ました。
正面左側の中ほどにも浅い窪みがあるのですが、こちらは完全に結晶が剥がれ落ちることなく、なんと先端のみをクリスタルの内側に残したまま折れているよう。別の角度からみると貫入している小さな結晶の先端を見ることができます。
Ψ Ψ Ψ
また、このクリスタルのファセットにはとても大きな「タイムリンク」が見られます。
タイムリンクはファセットの面と面の間に平行四辺形の面が挟まって見えるもので、カトリーナ・ラファエル史が名付け親です。
この面をもつクリスタルは自分自身やある場所の過去や未来、それへの時間軸を超えたアクセスを助けると云われていて、ある種のアカシックレコードの役割を果たしてくれるようです。
ここまで大きなものは初めて見たのですが、こちらは左に傾いているいわゆる「パスト・タイムリンク」ーー過去へのリンクになります。非常にしっかりとした平行四辺形がリッジの影響を受けながら大きく扉を開いています。
Ψ Ψ Ψ
このクリスタルにはキーとは別に、接面していた他の結晶の「柱面」が剥離した痕もハッキリ残っています。左右に2つほど。
きっとその影響だと思うのですが…
この石は僅かですが曲がりをもって成長しているように見えます。いわゆる「カーヴド・クリスタル(曲がり水晶)」は成長過程で何らかの圧力を受けたために柱面が曲がっていったものなのですが、僅かに曲がっている姿は愛嬌があってどことなく優しさが感じられます。
その他、そのまま貫入している結晶や、微細な剥離痕や結晶たちの付着が見られ、この石が「とても多くのクリスタルの干渉を受けながら成長した」ということがダイナミックに覗えます。
コロンビアンらしい透明感も素晴らしく、クラックなどはあるものの根元までとてもクリア。トップには欠損が見られますので、フォトでご確認頂ければと思います。
スッキリした美麗なコロンビアンももちろん素敵ですが、こんな風に自然の妙や生命力を感じさせてくれるコロンビアンも、とても素晴らしいです。
何よりこのサイズなので、とても頼もしい存在感。
一生のパートナーストーンとしてお付き合い頂けると思います。
~About Energy.
もともとどれも特別な匂いのするコロンビアンレムリアンですが…
こちらはその中でも本当に輝いて見えてしまって、ご縁を感じてお迎えしたもの。
今回の仕入れグループの中では唯一のコロンビアンです。
まるで大きな光の響きがそのまま結晶化したような姿。手にとると、光をそのまま手にしているような感覚を受けます。
仕入れ先で見ていた時はどれだけパワフルな光を持っているのだろうと思っていたのですが、交流してみると感じられたのはコロンビアンらしいキンキンとしたエッジーな響きではなく、非常にクリアだけれど、さわさわした優しい響き。
そう、この石ってとっても「母性的な」波動を感じるのです。
石には性別があるわけではありませんが、通常、コロンビアンからは男性的な強くてまっすぐな光の輝きが感じられます。
けれど、このクリスタルから感じるのは母性的でより柔らかいもの。「女性的」というニュアンスではなく、包容力のある温もりを感じる女神的な響きでした。
それはおそらくこの石が曲がり水晶ゆえの柔軟性とやさしさをもっているからでもあり、また他の小さな結晶たちの干渉を寛容にその身に受けて成長しているからだと思えます。
私にはこの石、たとえるのなら「たくさんの小さな動物や虫たちにその住処を提供している母なる大樹」のように感じられるのですよね。そんな石のように感じます。
Ψ Ψ Ψ
このクリスタルと向き合うことで何度か浮かんできた言葉は「赦し」というもので。
過去のタイムリンクがついていることからもそれを表しているのだと思いますが、とりわけ「過去に光をあて、そのギフトを受け取る」ということを教えている石のように感じます。
自分が辿ってきた過去から来る、今への癒しというのでしょうか。
それは過去からくる影響や止まっていて陰になっている時間に光をあて、昇華するというようなことなのですが、握っているだけでもなんとなく過去が許され癒されていくような印象も。
ゲートウェイキーは一般的に「ここではない世界」や別次元の鍵だと云われていますが、それだけでなく自分の潜在的な能力や眠っているままの別の可能性を目覚めさせるようなこともあるのでは?と思います。
この石にたくさん刻まれたキーはそのまま「鍵穴」で、タイムリンクのフェイスは過去からくる「扉」のように見えます。
このクリスタルを握りながら過去の好ましくない、トラウマのようにいまだ感情を呼び起こすような未消化な場面を思い描いて、そのシーンに光や理解、癒しを送りこむようなイメージを持つのも、ワークとしてとてもよいと思います。
このサイズですから、手にしての瞑想やワークにはうってつけですし、右手に持つとちょうど窪みの部分が指にひっかかるのでフィットしてくれます。
Ψ Ψ Ψ
このクリスタルのスピリット(のようなもの)から伝わってくるのは柔軟性や寛大さ、ノージャッジメント(価値判断を行わない中庸な姿勢)、赦しのこころ、見守るこころのようなもの。
たくさんの干渉を受けながらも裁くことなく、雄大に育ったこの石の姿らしい響きでした。
キーワードは「過去から開く新しい扉」「過去からのギフト」。
それはずっとここにあったけれど気づかなかった・または閉じていた引き出しのようなもので、それに光をあて過去の自分からのギフトを受け取るようなもの。この石が教えてくれるのは今の自分が在るのはいずれにせよ紙を一枚一枚積み重ねていくように生きてきた過去の道程や足跡そのものだということです。
新しい扉を開けるための鍵のようなクリスタル。
「ひかりの鍵」と名付けました。
Ψ Ψ Ψ
コロンビアンの光の結晶のようなサイズの、特別な石。
とにかくその存在感が素晴らしいです。
たまに書いている「虹のちから」が強いタイプのクリスタルでもあるのですが、実際、窓辺などに置いておくと壁などにはっきりとした大きい虹を映してくれます(書くのを忘れていたけど石自体からもいくつか虹が見られます。笑)。
石はどれもある意味で一生ものだとは思うのですが、このクリスタルも、とても素晴らしいパートナークリスタルとして、きっとお傍に置いてもらえるものだと思います。
威圧感はなく、とてもとても親しみやすく、安心できるようなクリスタルです。母性的ですし、コロンビアンでそういったタイプも珍しいかも?
もともとお値段のいいコロンビアンですから、こちらは通常の利率からは少しばかりお値段を下げてお届けしています。
プラス、浄化や寝床用にサザレ石の小パックをサービスで同梱させて頂きます(この石にはサザレもあってほしいのです笑。同梱させて頂くものは私も長年愛用しているハイクオリティ・サザレちゃんです)
この石に心惹かれる方、ぜひご検討くださいませ。
一期一会。
ご縁をこころよりお待ちしております。
~コロンビアン・レムリアンシードという石について~
ブラジルのカブラル山脈で採掘される「レムリアンシード」、ロシアのウラル山脈で産出される「ロシアン・レムリアン」についで、第3のレムリアンシードと云われる「コロンビアン・レムリアン」。
カトリーナ・ラファエル史は「世界からあと2つのレムリアンが発見されるだろう」と言っているそうですが…
先日の本家ブラジルのレムリアンに続いて、「コロンビアンレムリアン」とは一体何なのか?ということを改めて調べてみました。
(石に関してただ流通名だけを貼り付けて、いわれや出自もわからずにただただ自動反応するというのはあまり好きではなかったので。。)
まず、産地ですね。
おおむね、コロンビアン・レムリアンはボヤカ州の「ムゾー鉱山」の産出といわれています。
コロンビアといえばエメラルドの一大産地でもともとが素晴らしい大地なのですが、「エメラルド・ベルト」と呼ばれる鉱脈地帯のようなものがあり、ムゾー(Muzo)もエメラルドが産出される有名な鉱山です。
また、ムゾーから50㎞ほど離れた「ペーニャス・ブランカス(Pena Blanca)」という鉱山で採れたものがコロンビアンだ、という話も。
少し引いて見てみるとどちらも東アンデス山脈の中にあり、その傍をマグダレナという川が流れています。
共通項としてはそれらの「アンデス西斜面に属する地域」、ということで、この斜面・河川流域の付近で産出されたものに関しては「コロンビアン・レムリアン」と言ってよいかと思います。
大地の響きから考えるのなら鉱山は違えど似たようなものをもっているであろうからです。
また、このマグダレーナという川はもともと聖書の「マリアによる福音書」に登場するマリア・マグダレーナに由来するそう。
そのクリスタルが生まれた大地でどのようなことがあったか?はその土地の響きを知る手がかりにもなると思うので、ちょっと調べたことを書いていくと…
まず、川の上流には南米最大規模の、紀元前にも遡る遺跡群があるよう。
南米といえばアマゾン奥地の黄金卿「エルドラド」が有名ですが、この話のモデルとなったのはボヤカ地方に興ったムイスカ族の文明で、彼らは優れた金細工技術や全身に金粉を塗る儀礼などを行っていたようです。
ムイスカ族はシャーマニズムや霊的世界を重んじる、太陽や自然信仰などを行う農耕民族だそうで、なかなか面白いですね。
コロンビアン・レムリアンが産出される土地はそんな古代のロマンや人の歴史のある場所です。大きな文明が興ったこと自体、そこがパワースポットとも言えるのかも知れません。
何しろエメラルドの王国ですし、その地底には一体どんなエネルギーの源が?と考えるとゾクゾクしてしまいますね。
石の形状に関してはやはりリッジ(柱面に刻まれたバーコード状の横線)がついていれば「コロンビアン・レムリアン」として流通しているという印象。
ただ、コロンビアの石ってとにかく透明度も輝きも、眩さも独特で、「痛いほど」の光ですから、それだけでもう充分なのでは?と思ったりも。
そして肝心な「レムリアン」と呼ばれる所以ですが、これは恐らく、誰もはっきりとは知らないのでは?と思います。
例えばブラジリアン・レムリアンならK・ラファエル史が発見してレムリアを感じた経緯や、ロシレムでもキャサリン・クラコリーチェがリーディングやお告げによってそこにロシレムを(9.11の翌日に)発見したなど、<石に精通していて石を愛し、その響きを感じることができるような人>が名付けたという経緯やストーリーはあります。
なのですが、コロンビアンにはそういったものを見つけることができませんでした。
だからどうだという話では全くないのですが、「ではこの石にレムリアを感じるかどうか?」は石にもよると思いますし、持ち手個々人の感じ方でよいのではと思います。
そもそも古代レムリアがあった場所も広範で、そしてまったく関係ないように思える地理でも地下の脈やエネルギーラインで直接繋がっていたりもしますから。感じ方はさまざまに。
けれど、コロンビアン・レムリアンに関してはこの素晴らしい石に更に「箔」を付けるために誰かが名付けてそのように流通を始めたのかな?と私個人は思いました。
結論。
いずれにしたってとても素晴らしいクリスタルなので、レムリアン云々と言わなくてもまぁ別に…という印象です(笑)とにかくコロンビアの水晶は素晴らしい。