「長老の森」 ヒューランダイトwithスティルバイト原石
¥4,200
SOLD OUT
「長老の森」
インド・マハラシュトラ州プネー産出
ヒューランダイトwithスティルバイト原石
86×62×33mm
113グラム
~About Crystal.
インド産、渋みのあるグリーンが魅力的なヒューランダイト原石。スティルバイトが共生しています。
ヒューランダイトはゼオライト(沸石)の仲間。表面にガラス光沢や真珠光沢が見られることから、和名では輝沸石と呼ばれています。
結晶の仕方や色合いもバリエーションのある鉱物なのですが、こちらはとても優しい色味のグリーンで、シルバリーグリーンというのでしょうか、所々にガラス質の白銀のきらめきがきらきらと覗いていて美しいです。全体的に渋みのあるような緑泥色で、自然界の古めかしさ、老獪さを感じる雰囲気が素敵に広がっています。
共生しているスティルバイト(束沸石)は滑らかなシルクのような光沢が美しい鉱物で、ギリシャ語の「微かな光」という意味から名づけられたそう。
優しいサーモンピンクやベージュのものがイメージされやすい鉱物ですが、沸石のグループは色・結晶が個性豊かな上、他のものと共生することも多く…お恥ずかしながら、こちらははっきりとわかりやすい!という部分がわからず、「どこいらへんがスティルバイトです」、と言えるほど私には見極められませんでした(^^;)
(勉強不足で申し訳ないです)
が、ひとまずこちらはグリーンヒューランダイトとスティルバイトが共生している原石だと思って頂ければと思います。
Ψ Ψ Ψ
独特なフォルムと色合いに惹かれて迎えたこの石。
モコモコと膨張するような緑泥色の姿もユニークですが、何より、まるで「長老の樹」のように見える深いモスグリーンの部分に惹かれてしまいました。
ちょうど鼻のように細長くでっぱった部分と、目のような窪みの上に太い眉毛、または耳のような緑色がふちどっていて、さながら寓話などに登場する「言葉を話す老木」のような佇まい。深い森のようなヒューランダイトの母石の上に生えていて、その世界がとても…魅力的です。石肌に刻まれている皺も、ちょうど樹木の表皮のように見えます。
母石は光にさらすと部分的に白銀のきらめきが反射して美しく、底面は白っぽい成分を含んでいて全体的にやさしく白みがかっています。白~ホワイトグリーンのグラデーションも和む佇まい。
見た目の割りにとても「軽い」という印象で、すこしざらざらとした、どこか柔らかみのある石肌の質感も素敵。石の様相を観察しがいのある石です。
インドのプネーという所から来た、珍しいサンプルでもあり。
~About Energy.
こちらは完全に「長老の森」という雰囲気に一目ぼれした石です(笑)
ヨーロッパの童話や寓話に登場しそうな世界観、雰囲気をもっています。
とにかくニョキっとモスグリーン色に生えた「森の樹の長老」のような人(ではないですが)が素敵で。古い森に住まう、知恵をもった大樹のよう。Green Manとも言えそうですね。
優しく渋みのある緑泥色も素敵で、置いておくとそこに森の世界を静かに広げてくれます。
色合いからもそうですが、チャクラでは「ハートチャクラ」との親和性、そしてエレメントでいえば「風」を感じます。実際、もともと沸石が空洞のような小さな孔の多い鉱物だからか、手にしてみると意外に軽いのです。
スティルバイトはエンジェリック、またはデーヴィック(妖精的)でとても「純真さ」を感じる鉱物ですが、響きとしての二つのハーモニーも素敵。とても細かな光の響きを感じます。
一点にフォーカスしていくような響きではなく、手にすると微細な粒子がさわさわ~っと拡散していくような感覚を受けるのですが、とても軽やかで、やはり純粋性や純朴性に帰っていくような響きを感じます。
Ψ Ψ Ψ
自然界や森をそのまま体現しているようなこの石。
眺めていると「ちょっと屋久島のようだな」とも。
屋久島へは行ったことはありませんが、写真や映像から伝わってくる、あの古めかしい自然界独特の世界、「生きた森」のような雰囲気とその深みを彷彿とします。その場合ならこの長老はあの「縄文杉」ですね…どうしてこんな奇跡的なフォルムになってくれたのかと、不思議で褒め讃えたくなります。たまに完全に人間の形をした大根やニンジンなどがニュースになったりしますが、あんな感じで自然界の神秘の妙です(笑)
「長老」は部分的に透明な石肌をもっていて、くぐもっていますが少しだけ中が透けて見えます。お迎えされた方はぜひぜひまじまじとこの長老を観察されてみてください。角度によってさまざまな表情が覗えます。
Ψ Ψ Ψ
この石を見ていて思い出すのは、数年前に受けたレムリアのセッションで伝えられた世界。
その時代、樹木が人型になったような知恵をもつ生命体が動物たちの森にいたよう。
人ではないけれど、レムリアの森に住まう平和的な森の守護者。ロードオブザリングにも、そんな存在が出てきますね。
そんな世界を重ねてみても、いいかも知れません。
Ψ Ψ Ψ
私が個人的に「雨が似合う鉱物グループ」と呼んでいるものに近くて、そういった石ってとても静かで深みがあり、また昂ぶったこころを鎮静させてくれる響きをもっています。
こちらはエレメンタル、小さな精霊的な響きとも言えそうなので、リングやアクセサリーの寝床にもよさそう。他の石たちのスペースに置いても素敵なハーモニーを生んでくれそうですし、オブジェとしても森の世界観が美しく、とても絵になります。ハートに置いてのチャクラワークにもよさそうです。やはり不思議と「風」の要素を感じます。
ヒューランダイトはもともとそこまで流通している姿を見かけず、そしてこの森世界。
多分、今後似たようなものはご紹介できないかも?と素直に思う石。
だからという訳ではないのですが、なんだか今、個人的にとってもお勧めしたい、とてもユニークな石です。
ご縁をお待ちしております。