「エルフの森の青い湖」 ドイツ・ブラックフォレスト産ブルーフローライト原石
¥22,000
SOLD OUT
「エルフの森の青い湖」
ドイツ、「黒い森」ブラックフォレスト(シュヴァルツヴァルト)産出
ブルーフローライト
67×39×34mm
116グラム
~About Crystal.
ドイツの「黒い森」こと、ブラック・フォレスト産出のブルーフローライト。
ブラックフォレストという地名はドイツ語で「シュヴァルツヴァルト(黒い森)」だそうですが、山地に植林された「ドイツトウヒ」という樹木によって、上空から黒い森に見えることからその名前が付いたそう。なんだか素敵な名前ですよね。
シュヴァルツヴァルトはフランスとの国境に隣接しており、周囲は木組みの古い町並が並んでいる、とても風光明媚な山地。紀元前4千年前頃の住居跡も発見されているようで、とても歴史の深い土地だということが覗えます。グリム童話の舞台にもなっている地域だそうですが、今は酸性雨によって森の多くが失われてしまったのだとか。
調べてみるとティティ湖という湖を有した、低地にはオークやブナも生えている、とてものどかで自然豊かな美しい場所でした。産地に惹かれてしまう石ですね。
ブラック・フォレストにはいくつかの鉱山があるようなのですが、その内いくつかは閉山されており、昔から蛍石ーー美しく独特な色合いのフローライトを産出することで、コレクターの間では有名なのだとか。
が、私自身の感じ方ですが流通量はとても少なく、今回初めてこの黒い森のフローライトを見て一目惚れしてしまいました。美しい結晶だと尚更。希少性のある石だと思います。
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黒い森のフローライトは鉄分の影響でオレンジやパープルのものも産出するようですが、こちらの結晶は、深い湖のようなブルー。「ダークブルー」というほど暗みがかってはいないのですが、曇りの日の透明な湖面のような、なんとも言えない美しい色合いをしています。眺めているとこころが落ち着くような不思議なブルーで、やはり「湖のよう」と言えると思います。
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個性的なフォルムをしていて、中央に一番大きな四角い結晶が、右隣にも、小さなボックス状のブルーが結晶しています。
中央の結晶はこういった四角く結晶しているフローライトらしく、まるでモザイク画のような幾何学的な線模様や小さな凹凸がよく出ています。
背面上部をちょうど土のようなブラウンの付着物が彩っており、底面に、未確認ですがカルサイトのような透明~ゴールドの鉱物が混ざっていて、光に照らすと石肌から玉虫色の光を反射して美しいです。
また、底面にとても小さなポケットのような空間があるのですが、その奥に「何の成分だろう?」と思うのですが、とても深い紺色に輝く成分が、ほんの僅かにきらきらと覗えます(光に照らして見てみてくださいね。不思議な色合いで、魅力的です)。
中央の結晶は光に照らしてみると深いブルーが濃淡のゾーニングを見せていて、水色~レイクブルーの色合いがとても美しいです。まるで水の中の水中世界を覗いているよう。
背面~底面の付着物たちも面白く、鑑賞し甲斐のある美しいフローライトの原石です。
~About Alchemy.
なんだかこの石のことを書いていると長くなってしまいそうですが…
ひと目見た時にビビー!っと感じてお迎えした、このブラックフォレストのフローライト。
まず、産地が素敵です。私はこのシュヴァルツヴァルトのフローライト、まったく知らなかったのですが(笑)どこか特別性を感じる、地底に素敵な何かがありそうな?雰囲気の土地だと思います。あんなに風光明媚な山地から美しいフローライトたちが採れる、というのもなんだか神秘的。
石の説明にも書きましたが、何よりも水の中の世界や湖を思い浮かべるような、とても穏やかなブルーをしています。そしてとても深い。
以前、青森の十和田湖にある有名な青い池に行ったことがあったのですが、まさしくそんな佇まい。底まで透明で、青く深い、池や湖のような雰囲気をもっていると思います。そんな姿が素直に美しい鉱物です。
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石の響きとしても、何かを放っているというよりは潜水するように引きこまれるような「深さ」をもっている印象で、そんな懐をもちつつ静かにただそこに在るという雰囲気。手を伸ばしてアクセスすることで、ポーンと何かが映し出されるような印象でもあるこの石。
初めて見た時から「エルフの森の青い湖」だと感じていたので、そのままアルケミーにすることに。
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この世界観をどこかのページに残せていたらよかったのですが…
ある物語のようなものとしてお読みくださいませ^^
レムリア~アトランティス時代、「エルフ」と呼ばれる星と地球のハーフのような、森に住まう種族が暮らしていたのですが、彼らはやがて地球の内部空間にある「インナーアース」と呼ばれる、もうひとつの世界へと移行しました。
そこには太陽もあり広大な森もあるのですが、彼らが住まうその森の奥に「叡智をもった青い湖」があります。それは夜になると静かなブルーに発光する神聖な場所で、湖と呼んではいますが、岩場に開けたとても広い泉や水場に見えます。
これは彼らの世界にとってのアカシックレコードのようなもので、彼らは知りたいことや知恵を貸してほしい時、夜になるとこの生きた湖へ赴き、そこで意思をつかってこのエーテルの水場に問いかけることで、青い湖からインスピレーションやイメージ、意思やメッセージとしての返答を得ていました。
彼らはこの湖を「青い女神の宿る聖なる場所」として、特別な聖域として扱っていたようです。
また、先日のセッションでも、ちょうどピンク色の優しい色合いの光をもった「女性のエルフ」が登場していたのですが、彼らは男性が水色、女性がピンクとして表されるような、「双子の魂」、ツインソウルのような存在をもっているようです。それは男女性のピースを互いに補完しあう完全な形、二つで一つのものとして結ばれるようです。
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これらの世界観はサロンのセッションで何度か見られたものですが、夜に静かに発光している青い水辺はとても印象的で、また非常に美しい光景でした。少し、映画「AVATER」の光る森の樹のシーンに似ています。
情報や知恵を教えてくれる・授けてくれるこの湖はエーテルの鏡面のようなもので、かつてのレムリア人たちがアクセスしていた叡智の源の、別の形なのだろうと思います。
今回も、アルケミーしている最中に見えていたものは銀色のエルフが夜の青い湖の前にひとり佇んでいるという美しい光景で、また、右手を通してエルフがこの石に触れているような感覚がありました。
その時届けられていたのはエルフがもっている黄色がかったライトグリーンの光、そして銀色の光の粒子だったのですが、アルケミーにしたことから、この石は「エルフの石」、と呼んでもよさそうな雰囲気、響きになったと思います。
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アルケミーにする石っていつも直感的に、それまで考えていなかったものがスっと浮かんでその石と結びつくことがほとんどなのですが、もともと美麗なこの石ですが、個人的にはより素敵にできたようでちょっと嬉しくもあり(笑)
元々この石がもっているものとエルフの泉は、とても相性がよいと思います。
また、今回は産地も大切なピースでした。シュヴァルツヴァルト、黒い森、、、なんだか特別なものを感じてしまいますが、実際湖もありますし、神秘的で、エルフの世界観にもマッチしていました。
エルフの世界観に関してはこれまでサロンのセッションを通じて何度か素敵な光景を垣間見させてもらっていたのですが、彼らの世界はとても美しいものです。
アルケミーにした響きの世界観は「エルフの森の青い湖」、そのものですが、意思を持った叡智の湖、エルフたちのエーテルのアカシックのシンボルとして、お迎えくださるのもお勧めです。エルフやその世界観に惹かれる方にも。
もともと記憶や精神性とつながると云われているフローライトですが、こちらの結晶世界から感じられるのも、こころの深みへの誘いのようなもので、とても静かな、自分自身の奥深い境地へと誘ってくれそうです。また、神経系を静める、心を鎮静するサポートもしてくれそうです。
置いておくと湖のような深みのある、静かな響きを体現してくれているようで、素敵な世界観や雰囲気を放ってくれるかと思います。また、この石は月の光と相性がよさそうですので、たまに月光浴をさせてあげるとよさそうです。
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色々な背景を書いていますが、もちろん美石コレクションや、素直に美麗で希少な鉱物としても^^
今後ブラックフォレストのフローライトをご紹介できるかは未定で(可能性としは低そうなのですが)、この一点のみになるかも知れません。また、エルフのアルケミーに相応しい石と巡り逢えるかもわかりませんので、その意味では希少なフローライト。
また、いつでもアルケミーはその石の良さを損ねず邪魔しないよう、より輝かせるためのものですので、不純なものや個人的な感情エネルギーは渡らせていません。このフローライトの良さが、さらに引き出せていたらいいなと思いつつ。
ご縁をお待ちしております。