「星のかけら」 フィンランド産スペクトロライト研磨スライス
¥2,200
SOLD OUT
「星のかけら 」
スペクトロライト 研磨スライス
フィンランド・南カレリア・ラッペーンランタ・ユレマー産出
33×15×4mm
5グラム
~About Crystal.
フィンランド・ユレマー産スペクトロライト、研磨スライス。
スペクトロライトはフィンランドのユレマーで産出される、ラブラドライトと同じ長石の仲間です。ユレマーはフィンランドの神話、「カレワラ」の舞台となった土地だそうですが、この地方で産出されたもののみをスペクトロライトと呼びます。
スペクトル=虹色から名づけられたこの石ですが、ラブラドライトと異なるのは光の干渉で浮き上がるレッセンスの色合いがより鮮やかでクリアな点でしょうか。光沢があり、シャープで鮮明だけれど、とても深みのある輝きを持っているのが何よりの特徴だと思います。
赤・ピンク・紫・虹(ヴィオラ)はユレマー現地でも極端に産出量が少ないのだとか。
また、ラブラドライトは地色が淡いグレーのものが多いですが、スペクトロライトは比較的黒、それも漆黒のような、ガラス質で艶のある鋭利な地色をしています。
*
同じ長石の仲間にはムーンストーンやサンストーンなどがありますが、スペクトロライトの光彩はまた宇宙的な印象。ラブラドライトがより地球や肉体に近い感覚だとしたらば、スペクトロライトはもう少し外側・上側。宇宙に近い感覚を受けます。
青、緑、黄色、紫、オレンジ、ピンクなど、光の干渉でとても多様な色模様を浮かび上がらせるスペクトロライトは、地元フィンランドでは「虹の貴婦人」と呼ばれているのだとか。なんだかそれも頷けてしまう風情です。オーロラの光のカーテンをそのまま石に閉じ込めたようでもあり、なんともロマンな鉱物です。
フィンランドでは「夢見石」とも呼ばれているでそうで、予知夢や、夢でのお告げを授けてくれる石されているのだとか。枕元に置いて一緒に眠るのもよさそうですね。
パワーストーン的にも様々な云われのあるスペクトロライトですが、おおむねそれは宇宙との同調や、ハイアーセルフとの調和、プロテクションと保護などのようです。とても細かな精妙な響きをもった鉱物だと感じます。
*
とても鮮明な光彩のスペクトロライトの研磨スライス。「星のかけら」と名付けました。
眺めていると、神秘的で宇宙的な光に惹きこまれてしまいます。
こちらは同時にUPしたスペクトロライトの小さなサイズですが、発色が非常にクリア。光の角度により両面ともとても鮮やかに色彩が覗えます。中央部の深いバイオレットも然りですが、とてもとても深いクレバス(淵)のように、吸い込まれるような美しいブルーを持っています。漆黒の地色も素敵な美麗な小石です。
~About Energy and Activation.
水晶でない鉱物は基本的にはアルケミーに、という性質ではないため、こちらは鉱物を構成している物質に働きかける形で、また石がもっている波動を上げるという形で丁寧にアクティベートしています。
この石には宇宙の光のような見た目そのままに、「星の欠片(かけら)」と名付けました。
今回、スペクトロライトとじっくりと深く触れ合うことが初めてだったのですが、少し時間をとってこの石を感じてみると、やはりとても宇宙的な印象。それはまるで「宇宙の鏡」のようなもので、宇宙的なところから響いてくるものを石肌に転写したよう。とても神秘的な石ですよね。
触れているとエネルギーの密度はとても軽く、内側で銀色の粒子が舞っているような不思議な感覚がありました。実際にとても軽い石なのですが、「軽やかさ」というニュアンスではない、宇宙的な浮遊感のある鉱物のように感じます。
そしてとても「中性」的な石だと感じます。ある意味では無表情というか、それは冷たい石という意味ではなく、「ハイアーセルフには感情がない」という話がありますが、そんな高い観点から見た時の中庸性、宇宙的な中性の響きを感じました。それゆえ中和する性質、感情の中和などによいのかな?とも。
中庸なクリアさ、「無」のようなものと親和性があるように思います。
また、この石と交流していてポンと浮かんできたのは
「一切の言葉のない叡智」
というフレーズ。映画に登場する宇宙の「モノリス」のようなイメージでしょうか(笑)
*
ややこしい話は抜きにしても、素直にとても美しい石です。宇宙の神秘的なスペクトルが埋め込まれたような、眺めていると不思議な気分になりますし、深い色が織りなす美しさに惹きこまれてしまう。スペクトロライトはとても「深み」へ誘(いざな)ってくれる石だと思います。
古代、シリウス人たちが地球にラブラドライトで塔やモニュメントを建てた、というような話を聞いたことがあったのですが、やはりスペクトロライトも、フィンランドのユレマーでしか産出されてないというところにロマンを感じてしまいます。特別な何かがある土地なのかも知れません。
その昔その場所に、宇宙人たちが光のスペクトルの元型を地層の鉱物に埋め込んだ、なんて云われても不思議ではないです(笑)高いところに繋がっていそうな、古いフィンランドの土地、独特の響きにロマンを感じてしまいます。
*
この石に何を浮かべるかはとても自由で、浮かびあがる色彩のレッセンスはここではない世界へと誘い、トリップさせてくれそうです。どことなく「麗しい」風情でもあるスペクトロライト、美麗な石コレクションとしても、お迎えください。眺めているだけでも楽しい鉱物です。
こちらのスモールサイズはお値段控えめでUPです。
~More Detailes
厳密に言うとラブラドライトは曽灰長石、スペクトロライトは中性長石(アンデシン)になるのですが、ラブラドライトの場合カルシウムとナトリウムの割合がカルシウムが微妙に高いのに対し、スペクトロライトは逆なのだそうです。この煌めきの神秘は元素的にこのナトリウムに秘密があるのかも知れませんが、詳しいことはまだ解明されていないそうです。