2024/07/21 13:41



白い植物のような、幻想的な姿の水晶たち---

内モンゴル自治区、ハンガン鉱山からのユニークなNew Crystalsです。












先日、久々に海外からオーダーをしてみようとスクリーンを覗いていてびっくり。
とても素敵なクリスタルたちを発見しました。

Botanical Crystal---植物の水晶と名付けたこの石たちは、まるで植物のような姿をしています。

ちょっとヘデンバーガイトインクォーツに似ているな、というのが第一印象だったのですが、鉱物学的にも類似する点がいくつかあります。

(ヘデンバーガイトインクォーツについてはこちらより)

もともとハンガン鉱山はとても個性的なクリスタルを産み出す産地で、店主は大好き。
内モンゴル自治区そのものが、神秘的な場所だと思います。

この産地の石はロシアのダルネゴルスク、ポルトガルのパナスケイラと同じくまるで「植物が水晶として生まれたような」、とてもユニークな姿をしています。

また、これらの産地のクリスタルは不思議とどこか宇宙的な気もします。

晶洞が宇宙につながっているんじゃないかというように、または宇宙からやってきた植物の鉱物のような(?)、不思議な雰囲気が。

どちらもそれぞれに有機的で、生きものチックでもあり、自然界の生み出すちから、育っていくちからを感じるような姿をしています。

スピリットクォーツとも少し似ているなと思うのですが、あちらがキラキラしたFairy Stoneだとしたら、こちらはもっとキジムナーのような(?)樹木に宿る、古い古い精霊---木霊(コダマ)のような佇まいだと思います。

白い姿だからか、なおのことそんな老齢さ、清廉さを感じるのかも知れません。

ちょうど屋久島の森の世界観がとっても似合うように、マイナスイオンを発していそうな癒しの雰囲気です(写真もそんな滝の素敵スポットで撮ってみました)。

木霊(こだま)の精が宿っていそうな、自然で生きものチックな空気感。
空気の澄んだ静かな森に生えていそうに、とてもとても清らかな石だと思います。

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ハンガン鉱山はとても特別な場所だと思いますが、今回の石たちも、おそらくまだ世に出ていない希少なタイプだと思います(店主は初めて見ました)。

通常のクリスタルとは異なるボタニカルな魅力。それぞれに個別の文章を添えていますので、upの際はどうぞご参考にされてみてください&ピンとくる方はどうぞご検討されてみてくださいね。

7点のみで、今後の入荷の予定は今のところありません。

素敵な出会いとなりましたら幸いです。

(どちらの石もそうなのですが、動画の方が実物に近いお色味、細部まで確認できるかと思いますのでどうぞそちらもチェックされてみてください。特に今回の石たちは内包物をわかりやすくするために逆行で撮っているものや、ホワイトカラーのものは写真にすると色味が若干変わってしまうものもありますので。動画では前半・後半で日向・日陰のパートで分かれています)

虹石屋 店主
織矢