2021/06/17 13:25


5月に続いて今回も素晴らしい「タンザニアマスター(モンドクォーツ)」たちをご紹介いたします。




今回のグループは業者さんの新入荷のグループだったのですが、拝見してみてびっくり。これまでのタンザニアたちとは雰囲気が大きく異なっていました。
これらはおそらく同じモンドでも、誕生した年代や、「扱っているもの」が違うと感じる石たちです。

店主はこれらの古めかしさを感じる石たちを地球の歴史になぞらえて「ガイアティア」と呼んでいます。古い古い地球の歴史を知っていそうな古老のような特別な石たち。




結論から書いてしまうと、これらの内、いくつかは超大陸パンゲアの時代に生まれたものではないかと思っています(あくまで店主の推察ですが)。

わかりやすくパンゲアと書きますが、いくつかの石はフィーリングからパンゲアよりもっと前のゴンドワナ大陸のものなのかなぁと思ったりも。




今回の仕入れはとてもエキサイティングなもので、沢山のタンザニアクリスタルを前に、いくつかの石は「サチャロカマスタークリスタルグランドアース」に雰囲気がとても似ているということに気がつきました。

そのことは真実にどんどん肉薄していくような実感があり、導かれるようにその特別な雰囲気をもつ石たちを中心にセレクトしていきました。

ウラル山脈のロシアンレムリアンも南インドのサチャロカも、おそらくパンゲアの時代に生まれたものではと店主は今のところ考えています(サチャロカはやはり初期ゴンドワナの時代とかかもしれません)。

それらの石は、おそらくこの数万~数千万年あたりで生まれたであろう、地球の歴史からみたら比較的若い石たちとは雰囲気が異なっているように思います。




タンザニアのあるアフリカ大陸もインド亜大陸ももとは地続きで繋がっていましたが、今回ご紹介するサチャロカに雰囲気の似通った石は、パンゲアから生き分かれた兄弟のようなものなのではないかなと個人的には思います。同じ場所で生まれたわけではないでしょうが、同じ時、同じエネルギーや記憶を共有する古い石たち。

今はそれぞれの場所に流れ着いたけれど、かつて大陸がひとつだった時に生まれて、その後、それぞれ散り散りに運ばれていったワンネスのクリスタル。




これらのことにはフィーリングに加えて調べたこと、そう思うに至った経緯などがあったのですが、長くなるので割愛しますね。

(ロシレムはおそらく大陸がぶつかった際の造山活動で生まれたのではないかと。いずれにせよ、もしもそうであるならみんな数億年前の石です。

かつて大陸がひとつだった頃の南極あたりで生まれた石が大陸分裂によって遥かに移動し、今のヒマラヤ近くで発見された鉱物なども実際に存在しています。また、南極は今でこそ氷に覆われていますがその昔は普通の大陸だったはずで、ルビーやサファイア、ガーネットなどが実際に採れるそうでなんともロマンですよね)




同じドドマのモンドの石であってもこれまでそんな古さは感じませんでしたが、モンドは不思議な場所で、古い石と比較的新しい石が混在しているのかも知れません。実際のところは誰にもわかりませんが、これらの雰囲気の違いは、おそらく写真で見てみてもわかるところかと思います。

【ただ、地学的に何かが証明された訳ではまったくありませんので、あくまで「店主はそう感じています」ということにとどめておいてくださいませ。クリスタル誕生の出自は本当のところ誰にもわかりません。】また、石によって感じることも違いますので、ややこしいのですが区別するために今回は名前をそれぞれ変えてみます↓それぞれ店主の「感」で区別しています。

※いずれも現在の同じタンザニア、ドドマ州モンドで産出したクリスタルです。





【ガイアティア・マスターストーン(タンザニアマスター(モンドクォーツ)】

南インドのサチャロカマスターグランドアースに雰囲気の似通っているもので、店主が「パンゲア(またはゴンドワナ)で生まれたのでは」と思うマスタークリスタル。レコードキーパーは必須条件ではありませんがすべてついています。

サチャロカについてはこちらのブログ記事をご覧ください。


【ガイアティア(タンザニアマスター(モンドクォーツ)】

パンゲアまで遡るかはわからないものの、これまでのタンザニアと雰囲気も扱っているものも異なるであろう、古さを感じる石たち。どれも古代の記憶を宿していそうで(不思議とアトランティスか、またはそれに似たものを感じたものが多いです)、これらもすべてマスター性を感じるもの・特別さを感じるものだけを感をつかってセレクトしてきました。


【タンザニアマスター(モンドクォーツ)】

これまでご紹介したタンザニアマスターたちのグループと同じ雰囲気の石たちです。あくまで店主の感じ方ですが、これらの石たちは生まれた年代も扱っているエネルギーも、ガイアティアに比べると比較的若いものではないかと(そうは言っても数百万~数千万年前だとは思いますが)。




と表記する予定です。しつこいですが、本当に店主の主観であり石ごとにそれぞれの個性もありますので、どうぞご自身のフィーリング第一でお願いいたします。




本当はかなり詳しく書いたものを下書きにいれていたのですが(この文章が3回目です。笑)、ぐだーっと説明するよりもバシっと結論を書いてお客様ご自身のフィーリングで決めてもらえばいい、ということで、最低限のことだけにしてみました。

(今回色々と調べてみましたが、学者さんによればいわゆる「クリスタル」と呼ばれるものはやはり2~6億年前には形成されていたのではということで(もちろん石英そのものはもっとずっと以前から存在しています)、そこには地球のダイナミックな脈動や大地の変遷が大きくかかわっていて、とても心躍るものでした。

産地によってそれぞれの特色があるのはやはり生まれた時の生育環境に違いがあるからで、逆に似ているものはそれが似通っているからです。ですので、パンゲア、またはゴンドワナなどの超大陸で生まれたものがわかたれて、その後別々の、今ある大陸で発見されることそのものは特に無理のない理論だとは思います)




これらの石は「人の手に渡ることでその真価や輝きを増し、また目覚めて生きることもあるのでは」と感じることもあり、とりわけ撮影の際に「手」と一緒のショットをたくさん撮ってみました。

写真から人と石、手と結晶の絆を感じてもらえたら幸いです。




どうぞ心惹かれるもの、琴線に惹かれるものとのご縁を結ばれてみてください。店主はサチャロカが大好きですが、今回の石たちも同じくらいとても好きになりました。古そうな石っていいですよね。今にも何かを語りだしそうで。

こういったことは「効果や効能がどう」、というより単純に石との惹かれ合いです。その石に純に惹かれるか、どうか。どうぞピュアなフィーリングでお気軽にセレクトされてみてください。

(あと、色々書きましたがこれまでのタンザニアたちも素敵には変わりないのでどうぞごひいきに!)




※綴っていることはあくまで店主が感じること、調べたことです。間違いもあるかも知れません。地学的にその誕生の出自が証明された訳ではありませんので必ずご承知の上、ご自身のフィーリングも大切にされた上でお求めください。産地としてはすべてタンザニア、ドドマ州モンドで採れたものです。また、産地と説明が記載された卸元のオリジナルカードを付属いたします。