虹石屋

- Crystal Essey


初登場のインドネシア産アンダラ。

わぁ綺麗！と惹きつけられて１点だけセレクトしてきました。輝くような美しいYellow。そこに、絨毛のようなホワイトの内包物が秘められています。

＊

アンダラを語るとき、大切なのは『それに惹かれるかどうか』で、そのことが一番かなぁと、個人的には思います。

色々な説、本当に色々なことがこの石について云われていますが、個々人のフィーリングで決めて頂ければと。

インドネシアのアンダラはおそらくこのYellowのものが最も有名なのではと思うのですが（とはいえほとんど出回らないものですが…）、

多くの場合、内側に青いミストといいますか、エンジェルラダーにも似た青い光を見せてくれるのが特徴です。

イエローなのだけど、同時に『青くもある』ような、とてもとても神秘的な色合いの世界を見せてくれるのです。ちょうど宇宙の星雲のような、素敵な世界。

この石の場合はそこまではっきりしたものではないのですが、ペンライトや太陽光である一定の角度から照らすと、やはり青い光を小さな範囲に見せてくれます。

（とてもわかりづらいのですが、写真最後のものがそれになります）

シンプルに美しく、そして幻想的。

アンダラって不思議とこころを奪われる美しさや、魅力がありますよね。

以前、『シェラネバダのものはよりエンジェリックな波動で、インドネシアのものはより宇宙とダイレクトに繋がっているようなところがある』という旨の文章を読んだことがあって、それもロマンだなぁと。

アンダラはその昔、太古に宇宙から降りてきた物質が火山の溶岩と溶け合ってできたものだ、という文章も目にしたことがあります。

この石の場合、イエローの色合いがとっても美しいことは勿論なのですが、個人的に惹かれたのは内側のホワイトのインクルージョンでした。

どこかとても柔らかい質感の印象で、内側に何か住んでいるような、ちょうど龍のように見えるふわふわした雲が空に見えるように、そんな美しい印象。

インドネシアのアンダラは、なぜかドラゴンたちのイメージを持つことが個人的にはあります。

また、これまでほとんどご紹介したことはありませんが、シェラネバダ産のものでも意外とインクルージョンのあるものは多いのです。

色が点在しているものや、墨を流したようなもの、クリストバライトと思われるものや、やはり白い物質（これがプリママトラと呼ばれるものなのかな？）を内包したものも。

アンダラと呼ばれているものは他にエチオピアのものもありますし、実際はエジプトでも見ましたし（ヌビアで採れたものだそうで、そこの商人は『ガラスじゃないよ。シリカ（クリスタル）だよ』と言っていましたが）、ラオスでも見かけました。

また、パキスタンでも同じようなものは採れていて、その産地のものはなんと、たしかに『母岩』と呼べるものが付いているものまで見かけたことがあります（一体どういうメカニズムなのでしょう…）。

このように、たくさんの不思議のある石ですが、どうぞフィーリングのままに。
証明書などは付属しませんので、どうぞ心惹かれる方に手にとって頂ければと思います。

インドネシアのこのイエロータイプのアンダラは非常にレアで、実際に手にとったのも初めてでしたが、とにかくとっても美しいです。

サイズも大きすぎず小さすぎず、フォルムも素敵。そこに置いておいても絵になります。

特別で、Divine（神聖さ）を感じるもの。
素敵なご縁となりましたら幸いです。


＊アンダラについてはこちらをご覧ください。
https://nijiishiya.thebase.in/blog/2021/01/23/150836


- Detail


インドネシア産

52×45×36mm
84g

＊動画はページ下部より。BASEアプリよりご覧の方はこちらのリンクをご参照ください。鉱物的特徴、お色味や自然な欠落部分、カケなどは写真・動画でご確認ください。

https://youtu.be/ii4b6oyZooA?si=PqQGJZuH5wrJX49A

https://youtu.be/2uiQl9LSnVc?si=CM7CUYTVOvfNZr0R

＊ご注文に関するご注意事項。お目通し頂けますと幸いです。
https://nijiishiya.thebase.in/blog/2023/10/19/230857