2021/01/23 15:08







今回はアンダラという石について書いていきたいと思います。

アンダラはいわゆるニューエイジストーンとも呼ばれるさまざまな物語をもった石です。
見た目はステンドグラスのように美しい色合いをもったガラスのような姿。レムリア時代の寺院にこのアンダラが鎮座していたといわれています。




【 はじめに。アンダラクリスタル、発見の物語 】


アンダラはカリフォルニア州シェラネバダ山脈の麓にある「ネリーランド(ネリー史の広大な庭)」から発見されたガラスのような石です。

それはオブシディアン(黒曜石)に似た火山性の天然ガラスだとも、レムリア時代にレムリア人たちが創った特別なガラス石だとも、はたまたただのガラスだともいわれています。

見た目は色とりどりのガラスの破片のような姿。
レッド、ブルー、グリーン、イエローなど、それぞれに美しい色合いをもっています。

アンダラの発見は1967年。医学者だったレディ・ネリーの庭で初めのひとつが発見されたそうです。

その10年後、ネリーの元へやってきたメディスンウーマンでありヒーラーのアリーキースという人物がこの石を目にすると、「これは自分が長年ビジョンで見続けた石で、地球の人々に必要な石だ」と伝え、ネリー史にできる限りこの石を集めるよう促しました。




アリー史の助言に沿ってネリー史は自分の広大な庭を探し回ったそうですが、初めは全くそれと同じものを見つけることができませんでした。

が、ある時アリーが話した「白い粉上の物質」にネリーは思い当たる節がありました。
それは彼女が自分の土地でこれまで何度も見ていたものであることを思い出し、その土の塊がある場所へ赴き、それらを綺麗にしました。

するとそれらの土の塊だったものの正体は美しいガラス質の石で、これが、アンダラと呼ばれているもののオリジナルでした。

その後、ネリー史の美しい庭からは沢山のアンダラが発見されましたが、アリーによればこれは「この惑星の人たちがこれらのクリスタルのギフトを受け取る準備ができたので、地球が提供した」ものだそう。

このシェラネバダのネリーランドで発見された美しいガラスたちが「アンダラ」と呼ばれているクリスタルのオリジナルです。




【 アンダラの背景 】


アンダラのオリジナルについて初めに書いてみましたが、アンダラはその背景からさまざまな逸話が飛び交っています。
それゆえ偽物や、ただの近代の人工ガラスまでがアンダラとして出回ってしまっているようです。

アンダラに関しては調べると本当にたくさんのお話が出てきます

いわゆるスピリチュアルな物語性のつよいアンダラですが、けれどまぁどういった理由でも、この石に純粋にこころ惹かれるのなら、それでOKなのでは、と個人的には思います(ただ意図的なニセモノはもちろんNGですが)。


石に関していつも大切にしたいのは「持ち手の方がどう感じるか?」。

ガラスだってそれだけで美しいのですし。


この神秘的な石にまつわる不思議な逸話はたくさんありますし、知人にもアンダラにまつわるとても興味深いエピソードを持っている方がいます。ちなみにネリー史と親交の深かった方で科学的検証を何度も行ってきた方がいらっしゃるようですが、その方はアンダラは古代にレムリア人がクリエイトしたものだと結論付けているそうです。




アンダラは成分や構造を分析にかけても、それそのものを「アンダラ」と決定づけるものはないようです。
が、天然の火山ガラスではないかともいわれており、実際に黒曜石などは黒いイメージがありますが、グリーンのものなどもありカラーバリエーションがあります。

その後の調査でネリーランドは金、銀、銅、プラチナ、イリジウム、ロジウムなどのさまざまなエレメントが眠る大地だということがわかったそうですが(アンダラにもこれらが含まれているという説もあり、それがそれぞれの発色の成因だともいわれているようです)、何か、もともとがスペシャルな土地だったのでしょう。

また、面白いことに百円均一で買ったガラスとシェラネバダのアンダラを波動測定機にかけると数値に歴然とした差が出るそうです。

その他、アンダラと呼ばれているものは南アフリカとインドネシアなどにも存在しています。

アンダラに関して耳にするのは「惹きつけられるような魅力がある」「何か他の石とは違う感覚がある」といったもので、こういったことはもちろん持ち手の方の主観ではありますが、アンダラには何か、ただのガラスではない素敵な魅力が感じられるのかも知れません。




【 レムリアの石として 】


アンダラはよくレムリアと関連付けられます。

レムリアの神殿にこのアンダラが鎮座していたというお話があるのですが、もともと「Andara」という名はレムリア時代にシェラネバダにあった寺院の名で、それは「光の町」という意味なのだそう。

(地理を考えると地上のレムリアというよりはシャスタのように地下にあるレムリアということなのだと思いますが)

アメリカ大陸は南北を含め、レムリアンシードのようにレムリアと縁深い土地でもあるのかも知れません。アンダラは欧米のチャネラーやヒーラーたちがリーディングを行い興味深いストーリーを残していますが、「レムリアの石」としてのイメージをもっています。




【 ユニコーンが角をこすり合わせてできた白い粉 】


シェラネバダでアンダラが発見される場所には白い粉があったそうですが、これらは「ユニコーンがお互いの角でこすり合わせて生まれた粉」と呼ばれています。

これは一説にはモナトミックという物質で、超伝導の特質をもっているのだとか。
なんでも古代から儀式などに使用され、「マナ」や「賢者の石」と呼ばれる高次元エネルギー物質の素だそう。これらはエセリウムとも呼ばれていて、プリマ・マトラーーエーテリックな錬金術の物質であるともいわれています。

つまりこの白い粉にもパワーがあるということですが、不思議なのは私物のアンダラにも初めこの白い粉が少しだけ付いていたのですが、日を追うごとにそれが増えていき、今では石の全体を覆っています。

南アフリカ産といわれるアンダラをもっている方で「洗っても洗っても白い粉を吹く」という記事を書いている方もいて、同じだ、と思いました。




一説にはこの白い粉が高温になり結晶したものがアンダラクリスタルだ、ともいわれていますが、何か錬金術のようでロマンある物質ですよね。

アンダラはヒーリングにも適した石だといわれており、お守りや、色に対応したチャクラに載せてみたり、一杯のお水に入れてクリスタルウォーターのように波動をお水に転写して飲む、などが紹介されているのを目にします。




【 おわりに 】


色々と綴ってみましたが、アンダラについては本当に諸説たくさんありますので、ご興味の方はぜひ調べてみてください。ここに綴っていることも、今回調べたことと・もともと知っていることと、それらを踏まえて店主が感じたことです。

ただ、店主もアンダラには不思議な何かがあるのではないかな?と思います。
それが何かまで深く知ろうとは思わないのですが、アンダラは素直に美しい天然ガラスの石としても、とても魅力的です。




幻想的で物語性のあるアンダラ。
眺めて手にして、感じることも持ち手の方のそのままにしたくなるような、美しい石です。




※ここに書いていることはアンダラのいわゆる効果やパワーを保証・確約するものではなく、また絶対的に正しい情報でもありません。お迎えくださるか方はどうぞご自身のフィーリングを優先された上、お求めくださいませ。