虹石屋

- 店主's memo


とてもお久しぶりの登場です、ライトニングクォーツ（雷水晶）。

地上へ落ちたカミナリ。その強い電流が地中にまで届き、水晶に稲妻の傷痕を残すことでライトニングクォーツは生まれます。

特別な条件が揃わないと生まれないもので、もともととても希少な石です。自然界の妙が生み出した稲妻×水晶の素敵なコラボレーション。

何億ボルトもの電流をその身に受けて・記憶したクリスタルはそれだけで物語を感じます。

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店主はもともと雷という概念そのものといいますか、稲光や稲妻がとても好きなのです。

諸説あるのですが、地球の生命誕生の一因は太古の海に落ちた雷が化学反応を起こして、それがアミノ酸の素になったものなのだとか。
天高くからやって来るものですし、そういうことを考えると（古くから特別視されてきたように）やはりカミナリにはどこかロマンを感じてしまうのです。ちょっとした神々しさを感じてしまうというか。

ライトニングクォーツは、雷のEnergyを記憶して、不死鳥のように生まれ変わったクリスタル。

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希少な石なのでまとまって入荷することはかなり珍しいのですが、この夏、仕入れ元にたくさんの雷水晶たちがやってきて。「これは」と素敵な3点をセレクトしました。

実際にライトニングを手にしたことがない方には少しわかりづらいかと思うのですが、ザリザリ・ザクザクととえぐれている部分が稲妻が通った痕になっていて、石によっては複数の痕が見られます。

（動画の方が比較的わかりやすいかと思いますので、どうぞそちらをご確認ください）

また、稲妻の高温や電流の影響で、ちょっと焦がされたように擦りガラス状に白濁しているのもライトニングクォーツの特徴です。本当に相当なパワーを受けているだろうな、ということが伺えます。

ライトニングはパワーという意味でもさまざまに説明されていると思いますが、シンプルに雷というそれそのものに惹かれる方にもおすすめです。

インパクトグラスではないけれど、ちょっとモルダバイトやテクタイトたちと似たような魅力があるようにも思うのです。
何しろ稲妻が通ったクリスタルですからね…物語性といいますか、その経緯が美しく感じられます。

3点とも厳選した、美しいライトニングクォーツです。
なかなか出会えない石ですので、お求めだった方もどうぞご検討くださいませ。

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細長の整ったフォルムが素敵なこの石は、どことなくスピリット的で、不思議と生きもの感を感じます。擦りガラスのように白濁した姿もgood.また、写真に撮るのを忘れてしまったのですが、根本が全面綺麗にセルフヒールド（再結晶）しています。

また、後面の上部～下部にかけて稲妻の「痕」がザリザリと斜めに入っていて、その様子がダイナミック。素直に「おぉ…（これが落雷の痕…）」と魅入ってしまいます。

ライトニングは通常の水晶とは違って、やはりフェニックスのように光の中から「別のものに生まれ変わった」という印象もありますね。実際、物理的にも異なる姿に変容しているのですし。

どこかスピリットを感じる素敵なライトニングです。


- Detail


ブラジル、ディアマンティーナ産

68×18×18mm
28g

＊ページ下部に動画をご用意しています。BASEアプリよりご覧の方はこちらよりどうぞ。

https://youtu.be/qYVVxcgsIIk?si=Qs9lEM_TpM0MsuUb