虹石屋

- 店主's memo


大阪ミネラルショー2023春アイテム。詳細はこちらよりご覧ください。
https://nijiishiya.thebase.in/blog/2023/05/07/161604

非常に透明度の高いクリスタルを産出することで有名なコロンビアのブランド産地、ペーニャブランカ産のクリスタル。

3角形の面がとても小さいのですが、ファセットが7.3.7.3.7.3角形に結晶している「ダウ」になっています。

（ダウについてはこちらより）
https://nijiishiya.thebase.in/items/57846738

また、大変希少なものだと思うのですが、水晶の中部に過去の結晶系---ファントムが蜃気楼のようにぼんやりと浮かび上がっているのですが、こちらがブルーのもやがかかった「ブルーファントム」になっています（！）

つまり、マスタークリスタルのシャーマンダウということになります。
また、このファントムはファセットの上部にもトップがやや見られます。

（ブルーファントムは室内光でも充分確認できますが、逆側からペンライトで照らすとよりわかりやすいです。ぼんやりと青く靄がかった結晶の影のように見えるのですが、写真よりも動画のほうがわかりやすいかもしれません）

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まるで作り物のように整ったダウのシルエットと美しいリッジ...

こちらは以前「Soul Fire Quartz（ドリームコートレムリアン）」や「AVATER OF THE LIGHT（ディアマンティーナ産レーザー）」を迎えた同じセラーさんからのものなのですが、店主は彼の並べる石たちも大好き。

何といいますか、石たちへの愛情があたたかく感じられて、美しいのはもちろんなのですがどの石にもやさしい温かみを感じます。

そんな中、こちらはコロンビアのブルーミストクオーツとして並べられていて、かわいくも非常に美しい姿にぐいっと惹かれました。何しろ結晶系が本当～に整っています。

初めは「ブルーミスト、いいなぁ」と思ってお迎えしたのですが、帰ってまじまじと眺めてびっくり。青い靄（もや）はなんとファントムになっているではありませんんか…

ブルーミストは一説にはチタンが原因だとか、エンジェルラダーや他の名前でも呼ばれますが、実際には成因はよくわかっていないそうで、さらにファントムがブルーになっているというのは、もうかなりレアなものだと思います（どのようにしてファントムの部分が青くなったのか謎です）。面によってはダウになっているファセットの結晶系まで見えています。

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そんなことを発見する前から、「この石には青い精が宿っていそう」ということで、「Blue Little Spirit（青い小さな精）」という名前をつけることにしていました。

同じコロンビア産でブルーミストの見える「パスウェイクオーツ」などもそうなのですが、このグループは何か精霊感といいますか、エンジェリックな宿り感を感じます。そのfeelingがとても優し気。

こちらも愛らしいサイズですが青い精がしっかりと宿っていそうな雰囲気で、加えてこの美貌ですから、本当に素敵な1点。ブルーミストのミルキーブルーな姿も相まって、クリオネのようにどこか天使的です。

鉱物コレクションとしてもぜひどうぞ。ダメージが少ないのも魅力です。

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かわいい青みがかった宝ものとして、ぜひ仲良くされてみてください。実物は写真よりもより幻想的な雰囲気、美しさを感じられるかと思います。クリアなのですがどこかミルキーでもあり、貴公子のように美しくも優しい雰囲気です。



- Detail


コロンビア、ペーニャブランカ産

45×12×12mm
11g

＊ページ下部に動画をご用意しています。BASEアプリよりご覧の方はこちらよりどうぞ。

https://youtu.be/IC1wXf0hgYA