トライゴーニッククリスタル、パストタイムリンク
¥11,200
SOLD OUT
- 店主's memo
熱水などに溶かされることによって逆3角形のしるしを露出させたトライゴーニッククリスタル。
(トライゴンについてはとても長くなりますので、ページ下に文章をペーストしました)
こちらはコロンととてもかわいいフォルムのブラジル産。
そこまで整ってはいないのですが(また写真ではわかりづらいのですが)、甘く溶かされたファセットのに小さな逆3角形のパターンがいくつも出ています。1つだけクッキリ深く出ているものも。
トップは溶かされてこうなったのか、それともセルフヒール(再結晶)したのか、丸みを帯びた細かなギザギザの頭になっています。
また、溶かされていながらも左に向けた平行四辺形--過去にアクセスするといわれているパスト・タイムリンクが出ているのが確認できます。
自立もしてくれる素敵な結晶です。
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先月に続いてのブラジリアン・トライゴン。
やっぱりこのグループはどこか不思議な雰囲気があるなぁと毎回感じます。たぶん、トライゴンが出ていなかったとしても惹きつけられるのではないかな?というような魅力が。
トライゴーニックの出方も産地や石によってさまざまで興味深いのですが、このブラジルのグループに共通しているのはとても優し気な雰囲気だということ。
どこか水のエレメントを感じるものが多いのですが、それはちょっと女神的でもあり、前回UPしたものもそうでしたが、小さくても「小さな神殿」のような、内側に別の広い世界(記憶?)を広げていそうなものを感じます。
やはりそれはトライゴーニックのグループゆえかも。
「レコードキーパーはアトランティスの記録で、トライゴーニックはレムリアの記録」というお話もありますが、このブラジルの石たちは同じグループでひとまとまりの記録を、ある程度シェアしていそうな雰囲気があります。
どれもとっても優し気で、どちらかといえば女性的な空気感。
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こちらはコロンとした姿が愛らしいです。そして不思議とサイズ以上の重さを感じます。
トライゴーニックのクリスタルには「光の記録を秘めたもの」というロマンを重ねるのも素敵ですし、叡智の図書館といいますか、実際、そのような雰囲気だと思います。自立してくれるのも美点。
やや白銀がかった、神聖さと柔かさを感じる光をもっています。
おすすめのトライゴーニッククリスタル。1点だけセレクトしてきました。
- Detail
ブラジル産
36×22×27mm
35g
*ページ下部に動画をご用意しています。BASEアプリよりご覧の方はこちらよりどうぞ。
https://youtu.be/CVD542AUtsI
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「トライゴーニッククリスタルについて」
石の世界に詳しい方はきっと一度は耳にしたことがあると思われる「トライゴーニック・クリスタル」。
トライゴーニックとは深い地中で酸やマグマなどの熱水による浸食によりクリスタルの表面が溶かされ、その影響で逆三角形(▽)の浅い窪みが石肌から表れたもの。
これら外的要因で浸食された痕を残したものを蝕像水晶(エッチドクォーツ)というのですが、トライゴーニックの場合は外側からその▽マークが刻まれたのではなく、元々クリスタルに内在していたものが表面が溶かされたことにより露出したものだといわれています。
トライゴーニックのキーは石のファセット、先端の面に現れることがほとんどなのですが、おおむね複数のキーが織り重なるように刻印されており、多いものだとファセットの一面全面に刻まれていることもあります。
トライゴーニックが初めに注目されたのは北インドの「マニカラン」と呼ばれる山奥の高地。
その場所は地球の温暖化によって氷河が溶けて現れた大地から発見されたそうで、全面が溶けているような非常に独特の浸食痕を残しており、またトライゴーニックや「C面」と呼ばれる特殊なファセットを持っているものも。
マニカランのこれらの蝕像水晶からトライゴーニックが多く見られ、初めは氷河という環境ゆえのこの場所でしか採掘されないものだといわれていたそうですが、その後、ブラジルなど他の場所でも発見されるようになりました。
通常、クリスタルはとても頑丈で、塩酸や硫酸でも溶けることがないそうです。
が、1600℃以上の熱が加えられた場合、またフッ化水素には溶け出すそうなのですが、自然界にフッ化水素が存在しているとは考えにくく、詳しい原因は明らかになっていないようです。
が、おおむね水晶が結晶する際に必要な珪酸が含まれた熱水の変化によって、浸食が起こったと考えられているようです。
表面が溶かされたクリスタルのすべてにトライゴーニックが表れる訳ではなく、それ自体かなり希少なもの。結晶のファセットにある構造の「癖」のようなものがないと生まれないのだとか。
トライゴーニックはつまり、表面が溶かされたことによってクリスタルに元々内在していた▽のキーが露出したものです(カテドラルなどに見られる偶発的にできた▽の深い刻みはまた異なります)。
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特殊な状況下でないと生まれない希少なトライゴーニック・クリスタルですが、スピリチュアル、メタフィジカル(形而上学)な云われとしても、とても沢山の意味をもっています。
おそらくクリスタル・ワーカーのジェーンアン・ダウが言及していることがポピュラーだと思うのですが、
一般的には「肉体と魂意識を結びつけ、生きながら意識的な死、魂の旅ができるクリスタル」「持ち主をシャーマンの旅の入口に導く石」「魂が自己実現することを助ける」などがいわれています。
また、トライゴーニックは持ち主を選ぶとも云われ、もしもトライゴーニックが来たらその人は石に選ばれた人である、とも。とかくシャーマニックな由縁のある石のようです。
ジェーンアンによれば、人は誕生や死の際に、その人のエナジーフィールドに存在している「三角形のエネルギー」の動きや向きが変化するようで、それがトライゴーニックのキーと重なり、先のような意味に繋がっているようです。
彼女によれば人体の一番外側にあるエナジーフィールドには外向きの三角形があり、死の際にはそれが内向きに変化するのだそう。
そういったことから、トライゴーニックは死やあちら側、魂の旅や、シャーマニズムの旅にかかわるクリスタルと位置付けられています。また、彼女はトライゴーニックを「ものごとを変性させるよりもパターンを正しい位置に収めるもの」と説明しています。
上向きの△の成長痕を「レコードキーパー」といいますが、レコードキーパーが成長痕の凸として浮かびあがるのに対してトライゴンは浸食による凹として浮かびあがります。
古代の神秘主義などでは上向きの三角形は肉体や地球・また地球から宇宙へ向かうエネルギーを、下向きの三角形は魂意識や宇宙・宇宙から地球へ向かうエネルギーを表しています。
(それぞれに男女性のいわれもありますがこれは逆の場合もあります)
つまり△は地球や肉体、▽は宇宙や魂にかかわっているのですが、おそらくトライゴーニックもまた、「ここではない情報」を降ろしたり、それにかかわっている特別なクリスタルなのかも知れません。
とりわけ「出会いの妙」を感じてしまうトライゴン。
この石は持つこと・持ち主に出会うこと、に意味が強い石のように感じます。そこで発生する見えない化学反応、のようなもの。惹きあう磁力のようなものを感じる石です。