バルティックアンバー(琥珀)
¥14,400
SOLD OUT
- 店主's memo
とてもとても美しい飴色。
バルト海沿岸で採れたバルティックアンバー(琥珀)のタンブルです。
店主の大好きな琥珀。
琥珀は太古の樹の樹液が永い年月をかけて化石化したもの。
琥珀という概念が好き、というのかな。もとは古代の地球の樹から生まれたものですし、琥珀はその中に虫や植物を内包することがあり、それは何万年も何億年も、半永久的にそのままの姿で残り続けます。
ですので、琥珀を見るといつも永遠性を感じるといいますか、写真と同じで「ある瞬間が切り取られて永遠になったもの」という想いが湧くのですが、その姿が美しいな、と思います。
(昔執筆した物語も琥珀がキーストーンになっていたっけ)
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こちらはとってもクオリティの高いジェムグレード(宝石品質)のアンバー。
一目惚れしてしまって嬉々として連れ帰ってきました(笑)
バルティックアンバーは3000万年以上前の針葉樹が由来だそうですが、その樹液が川を伝って海に流れてゆき、なんと一度海底に堆積してから化石化したものだそう。
…なんともロマンですねぇ。地上から、海の記憶までもっているなんて。
琥珀はとても軽いので、やがて海上に浮かんでバルト海の海岸に打ち上げられたものがこのバルティックアンバーなのだそうです。物語性がありますね。
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大きなサイズではありませんが、とても鮮やかな蜜色~飴色で、本当にうっとりとしてしまう美しさ。
個人的に好きだから、というのもありますが、眺めていると純朴さのなかへ招待されているようで癒されます。
琥珀は古くから装飾品や、治癒効果のあるものとして愛されてきましたが、実際にとても優しい癒しの響きをもっているのではないかな。Innocent(無垢)、という感覚。宮沢賢治も琥珀が好きでしたものね。
とってもおすすめのアンバーです。
手にとれる古代の地球の樹と海の記憶。ただただ眺めてうっとりしてしまいます。
飴色の宝ものとしてぜひどうぞ。
- Detail
バルト海沿岸産
36×23×11mm
6g