虹石屋

ーAbout Crystal


東京ミネラルショー2021アイテム。

よろしければこちらの記事もご覧ください。
https://nijiishiya.thebase.in/blog/2021/12/10/143946

2つのクリスタルマウンテンが横たえたようなツイン結晶。パキスタン北部のスカルドゥで採れたクリスタルです。

非常に透明度が高く、石肌の照り、艶は抜群。

特筆すべきは根元のセルフヒールド（再結晶）。いわゆる「パーフェクト」と呼ばれる完全な山型の結晶たちが覆うようにザクザクと連晶しています。

また、根元には成分不明ですがブラックの内包物を散りばめています。
内部にクラックがありますので、フォトや動画でご確認ください。


ー店主's Memo


スカルドゥも好きな産地のひとつですが、こちらは驚いてしまう姿のクリスタル。

美点はいくつもありますが、店主が「Temple（寺院）」と呼んでいる幅広のフォルムがとても素敵で、さらにはツインで結晶しています。

まるでクリスタルの山が2つ並んだような姿をしていて、その石肌は眩しいくらいに光を反射する照りをもっています。

それだけでも素敵だったのですが、何より惹かれたのはやはり圧巻のセルフヒールド。

セルフヒールと呼ばれるクリスタルは、つまり根元が再結晶して育ったものですが、その多くはぼんやりと曖昧な結晶の仕方をします。

こちらは完全に先端が延びた結晶たちがびっしりと生えていて、クリスタルの山脈のよう。
石がもつ生命力、再生のちからを感じますね。

誰が名付けたのかわかりませんが、こういった結晶を「パーフェクトセルフ（完全なる自己）」と呼ぶと聞いたことがあり、以来とても惹かれるものとなりました。

きっと上にも下にも、天にも地にも根差したバランスを表しているのだと思います。

以前、一度だけこれと同じタイプでご紹介させて頂いたBigサイズの結晶はやはりスカルドゥでしたが、やはり他にはない特別さを感じます。
（何しろここまで完全なものはなかなかお目にかかれませんので）

バイオタイト（黒雲母）でしょうか、根元の内包物たちもいい味だしています。

クラックは若干多めに入ってはいますが、冷たい川のようなクリアな清澄さ、そして結晶のダイナミクスを感じる、美しく希少な石です。

エネルギーはとてもクリアで軽い響き。

鉱物コレクションとしてもどうぞ。


ーDetail


パキスタン、スカルドゥ産

ツインクリアクォーツ、セルフヒールド

61×40×39mm
113g

Keywords : 「The Healing Twin Temple ー癒しのツイン神殿」「The Supporter －あなたをサポートする者」「自分自身の内に深く根を張るということ」「意識を投影すればこの神殿（クリスタル）の中へはいつでも」「優しい再生」

※ページ下部に動画をご用意しています。BASEアプリよりご覧の方はこちらからどうぞ。

https://youtu.be/UnN1VXx5QAw