虹石屋

【 隠岐の島黒曜石とは？ 】


以下、付属のカードから抜粋です。

『悠久の時を刻む漆黒の神秘石』

隠岐の島の黒曜石は五百万年前の火山活動により、マグマが固まって形成された岩石です。島根県の離島「隠岐」は中国地上で唯一の原産地です。隠岐の地質と環境が奇跡の石を生みだしました。旧石器時代～弥生時代まで狩猟の道具や生活道具として重宝されてきました。充分な光沢を放つ純黒な石は、鏡にして出雲大社に奉納されたほど美しく、その良質さを物語っています。


【 About Crystal 】


とのことで、島根県の離島、隠岐の島の美しき黒曜石。
久見（くみ）という地区から採れたもののようですが、久見は氷河時代の生き残りの植物や、あのローソク島のある場所のようで、そんな処で古代から重宝されてきた黒曜石。なんだかロマンと物語性がありますね。（日本黎明という雰囲気。笑）

こちらは黒光りするような石ではなく、とてもマットな質感で落ち着いた雰囲気です。
日本の石だというイメージがあるからか、黒い石としてのジャパニーズビューティを感じる石。素朴で、そして美しいです。

大きすぎず小さすぎず、自立してくれますし、ストーンインテリアとしても素敵な空気感を演出してくれます。オブシディアンなので空間の波動の調整にも、一役買ってくれるでしょう。


【 店主’s Memo 】


恥ずかしながら隠岐の島が黒曜石の名産地ということを全く知らなかったのですが（笑）仕入れ先で見かけた時に、国産、しかも日本神話の聖地・島根の黒曜石ということで、とても美しく感じられてお迎えしました。日本の石だからか、どこか惹き付けられる魅力があります。日本の歴史や営み、古代日本を重ねてしまう。

オブシディアンそのものは火山があれば誕生しますので日本の各地でも産出しますが、やはり隠岐の島という、もとは地続きだった大地の火山で生まれたということにロマンを感じてしまいますね。

黒曜石は火と大地のエレメントが凝縮したような石。
それゆえ、ものごとを変性させるちからで魔除けや空間の空気を換えてくれる・グラウンディングするパワーをもっています。人体のエナジーフィールドに対してはネガティビティを遠ざけてくれるような作用も。

ブラックトルマリンなどと同じく、黒い石は時に中立な安全地帯をつくるのに活躍してくれます。

こちらはギラリとした圧迫感はなく、黒い石でも、どこか柔らかく優しい印象のオブシディアン。ラフ原石なので自然の風合いそのままに。日本の美しさのようなものを感じられる、素敵な美しい黒曜石です。インテリアとしても、鉱物コレクションとしても、お迎えくださいませ。


ご縁をお待ちしております。


【 Details 】


島根県・隠岐の島、久見産
黒曜石（オブシディアン）原石

92×67×51mm
413g