「シヴァの聖石」 シヴァ・リンガム

¥6,200

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「シヴァの聖石」

インド・ナルマダ川産出
シヴァ・リンガム

78×36mm
175グラム


~About Crystal.


この石の起源について語っているとまた長くなってしまいそうなのですが…
(追記・長くなりました。笑)

「シヴァリンガム」はインド中部に流れる、ナルマダ川でのみ産出されるタマゴ型の石。

諸説あるのですが、含有されている鉱物、構成している物質は「クリプトクリスタリン・クォーツ」といわれており、微細な結晶粒から成るこれらはアゲートやカルセドニー、ジャスパーなども含まれるそう。

さらには、ナルマダ川は太古に落ちた隕石により形成された地形にできたという説もあり、その衝撃と熱で周囲の岩と隕石物質が融合したそう(あくまで一説として)。
それゆえ、シヴァリンガムに含まれている赤褐色の部分は隕石由来の酸化鉄だともいわれています。その他、ゲーサイトや玄武岩からも組成されているのだとか。

いずれにせよ様々な成分が混合した鉱物といえそうですが、ポイントは「元は川底に蓄積していた砂岩から組成されている石」、ということだと思います。


Ψ Ψ Ψ


シヴァリンガムといえば採掘される際のいわれが有名ですが…
必ず目にするのが「ナルマダ川で年に一度だけ、採取を許されたヒンドゥー教徒のみが川底のこの石を拾う」というもの。

聖地としてのナルマダ川沿いには非常にたくさんの寺院があるらしく、ここで採取された形のよい石は「シヴァリンガム(シヴァの男根)」として寺院に奉納されるそうです。

この形状はシヴァの男性性の顕れとして「シヴァリンガム」と名付けられました。
実際、この石は古くから聖石や御神体としてヒンドゥー寺院に鎮座しており、インドの寺院では男根を象徴とする「リンガ」と呼ばれる円柱状の突起を頻繁に目にしました。

そしてこの石が天然の自然現象でこの形状になったのか・もしくはまるっきり磨かれているのか?は色々議論されてるところではあるのですが、今回、信頼できそうな幾つかのソースから調べてみました。

その内見つけたこちらのサイト様で説明されているのですが、写真つきでとてもわかりやすいです。ぜひご覧になってみてください。

http://www.bhagavati.de/site067.htm

ーーつまり、ナルマダ川のひときわ激しい流れの川底に「天然の穴」が形成され、その穴底に巻き込まれた石が水流で丸く削られてゆき、長い月を経てこの形状になった、ということのようです。

ちょうど、つい先日もテレビで「海で発見される不思議な丸い石」について放送していて。それはやはり、ほとんどまるきり同じ原理でした。(=窪んだ穴へ流れこむ激しい急流でそこにあった石が丸く磨かれていく)

リンク先に天然と思われるシヴァリンガムとその穴が載っていますのでぜひ見てみてくださいね。

市場に流通しているものはおそらく天然で形状が整ったものに、さらに少しだけ磨きをかけたものなのかも知れません。私が目にした情報では、採取したヒンドゥー僧が1つ1つを手作業で整えているものもあるそう(こちらは主に寺院に奉納されるものかもしれませんが)。

いずれにせよ自然界の妙が作りだした石で、昔の人がこれを聖石として扱ったのもわかる気が致します。ナルマダ川は「シヴァの汗から生まれた女神の川」といわれる聖地ですから、なおさら。

また、「年に一度」というのも実際のところはどうかわかりませんが、川の流れが激しく、乾季のごく限られた時期にしか採取できないのは事実。

これも諸説あるのですが、その時期に村人たちが川に採取に行き、採れたものに軽く磨きをかけるという話、または先のヒンドゥー教徒のみ、という話もあり。採取されるポイントがいくつかあり、もしかしたら場所によっても違うのかもしれません。

一説によるとその川の場所はとても深いようで、かなりの肺活量と泳ぎの技術がないと取れない・労力を必要とするという情報も見かけて。リンク先の穴の写真が事実だとしたら、あの中へ潜っていくことになりますね…そんな出自がわかると、なおのこと大切にしたくなる石です。

今回、シヴァリンガムの形状の謎が解明されて私もなんだかスッキリしました(笑)


Ψ Ψ Ψ


パワーストーンとしての云われも神秘的なシヴァリンガム。

おおよそは創造性、破壊と創造、男女性のバランス、陰陽のバランス、クンダリーニの活性、性的なエネルギーへの調整と回復、タントリック(性的)エナジー、子宝、出産のお守り、また、隕石由来の酸化鉄というところから宇宙エネルギーに繋がっているという話もあります。

破壊と創造の神「シヴァ」の石として、またタントリックなエナジーをバランスさせるものとして。出自もいわれもとても神秘的な石です。


Ψ Ψ Ψ


こちらは濃い褐色の肌と、何よりこの白い模様に惹かれてお迎えした1点。

シヴァリンガムも個体によって色も模様も個性が異なるのですが、この石は湖面に石を投げた時の波紋、または銀河の中心のようでとても素敵です。

綺麗な楕円のフォルムをしているのですが、上下ともほぼ平に近いのでおそらく元々の形状から少し磨きがかけられていると思われます。

大きすぎず、小さすぎず握るのにちょうどよいサイズ。
シヴァリンガムはやはり、できれば立てて置くのがおすすめです。


~About Energy.


今回、漠然と謎のままにしていたこの石の出自、誕生の秘密が明らかになってとても嬉しく、すっきりしました。

他の鉱物とは形成の経緯がまったく異なるシヴァリンガム。私は全面的に研磨されたものでもおかしくないと思っていたので、嬉しい驚きでもあり。

この形状に近づくために一体どれほどの年月を激しい水流にさらされていたのかわかりませんが、もともと粗野だった形の石が水のちからによってこの丸みを帯びた美しい姿になったと思うと、なんともロマン。そして自然界の偶発的で奇跡的な妙を感じてしまいます。

この石は鉱物がもっている響きそのものより、そのフォルムや逸話から来るパワー、みたいなものが強いです。

通常、こういった砂岩に近いような元素たちは特にタントリックなものや男女性などとは余り関係ないものだと思いますが、やはり「元型的なパワー」というのでしょうか。
ある一定数の人々がそれを信じることによってそのパワーをもち始めること。

インドではもともと聖なる石やご神体として鎮座していますし(そういえばインディ・ジョーンズの「魔宮の伝説」に登場する石はシヴァリンガムがモデルだそう)、やはり「形態にパワーがある石」だと思います。

これより一回り大きなものを持っているのですが、とても頼もしく。
自分の性性をバランスさせたい時にこの石を手にしますし、何より一つ立てておくことの存在感や空間の空気を変えてくれるような雰囲気はこの石ならでは。何か特別なものとして扱いたくなります。

石を構成している物質としての響きはグラウンディング。
色合いゆえか、地球や深い土の下を感じるような心地よい静けさ。不思議と「無」を感じます。

そして「宇宙と繋がっている」という方もいますが、私もこの石を始めに手にした時に不思議で鮮明なビジョンを見ました。定かではありませんが、もしかしたら本当に宇宙由来の物質が含まれていることもあるかもしれませんね。


どこか特別で神秘的な世界観のこの石。
さまざまな理由で、お迎え頂けるものだと思います。何よりパワフルで激しい水流に長い間さらされていた石だなんて、それだけでパワーを記憶していそうです。そのことからも破壊と創造とも言えそうですしね。

私自身はなんだか思い出深い石。


この石に心惹かれる方、ご縁をお待ちしております。

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