2023/05/29 12:14




初登場のMeru Quartz(メルークォーツ)。
写真はメルーから比較的近い北インドの峰々です。




横浜のミネラルショーで出会った石なのですが、その愛らしさと、零れるような光に惹かれてお迎えしました。

Meruとは北インドに位置するヒマラヤ山脈の峰です。
初めはマニカランやマニハールの石なのだろうと思っていたのですが、詳しい産地を聞いてみると「それよりもっと南の、メルー峰というところです」とのことで。とっても興味がわきました。




その場で調べてみると、「なるほどここか!」という(?)マニハールなどよりもさらに南に下ったヒマラヤ山脈にメルー峰はありました。

標高はなんと6000メートル級。宇宙がとても近い場所。

北インドは一か月ほど旅していたことがありましたが、あの壮大な雪山の光景の中でなら、こんな美しいクリスタルたちがまだまだ眠っているに違いなく、初めて知ったメルーという産地にこころ惹かれました。

そして当然ながら採掘はかなり、かなり労力を必要とするようです。。
そんな命がけで掘ってもらえた石がここにあるのですから、やはりこういったヒマラヤ水晶というのは、大切にせなばなりませんね。




メルークォーツはほとんど出回っていない石だと思います。
店主も今回初めて見かけました。

ちょっと調べてみたら「そんな貴重ですごいものだったの?」と驚いてしまったのですが、やはりなかなか、採掘が難しいポイントなのかも知れません。

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個人の感じ方ではありますが、メルークォーツはとてもとても「愛らしい」石たちのように感じます。

何といいますか、石のまわりで小さな妖精が飛んでいそうな、そんなちょっと可憐でかわいらしい感じ。
きらきらとやさしく光っていて、「フェアリーが好きそうな石」、というイメージでしょうか。

セラーの方は美しく愛らしい石たちをたくさん並べていたのですが、なるほど、この人のところにだったらヒマラヤ水晶でもこんな愛らしい石が自然と集まるのかも、と思えました。

また、ガネーシュヒマールなどと同じく、メルークォーツも並べていると石の精同士がきらきらとコミュニケーションしているような「生き物もの感」「スピリット感」があるように感じます。どれも清らかで、やさしい。

そしてやはりヒマラヤ水晶ですから、瑞々しい透明度と、光が零れるような繊細さがあります。




今回もとりわけ素敵に思えた5点をセレクトしました。
それぞれに惹かれたポイントや魅力がありますので、詳しくは各ページをご覧になってください。

今回最も惹かれたポイントはやはりMeruという産地ゆえだと思います。

もともと北インドはとても好きで思い出深い場所ですし、あのエリアはやはり何か、神聖さが横たわっている場所なのだと思います。

(メルーは調べると写真や情報が結構出てきますし、「Meru」という山岳ドキュメンタリー映画にもなっているようですので、ご興味の方はぜひ)

どちらも丁寧にセレクトしてみましたが、今回改めて忘れちゃならんなーと思ったのは、やはりここまで石が来れたことにかかわっている人の手、でしょうか。

普段、私たちは石がどのように採掘されてどのように運ばれているかなんて無頓着に恩恵をうけてしまっていますが、それを知ることはより「石を大切にできる」ことだとも思います。




お迎えされた方はそんなメルーたちをぜひぜひ愛でてあげてください。
どれもとても可愛い、小さな宝ものです。また、今回もかなりロープライスでご紹介させて頂けています。