2021/06/28 13:18
早いもので2021年も半分が過ぎようとしていますが、梅雨シーズンの今、皆さまどんな風にお過ごしでしょうか。
「日々の石との付き合い方」なんてタイトルでつれづれに書き始めてみましたが、それってきっと10人いらっしゃったら10通りの付き合い方があると思います。どれも正解・不正解なんてものでくくれるものでなく尊ばれるべきもの。
日々一緒に過ごす中で時に育っていく石たちの様子。
屋号を「虹石屋」としているぐらいですから、ずっと以前から手持ちの石に虹ができることはよくあったのですが、最近はなんだかそれが加速している感じ。
ショップに並べている石たちも、愛情こめて目をかけてはいるものの、私物ではないので個人的なエネルギーや愛着は注がないようにしているのですが…それでもなぜでしょう、どんどん虹が出ています。
彼らが見せてくれる変化というのは時に驚くべきもので、明らかに「艶」というのか、絶対こんなツヤツヤきらきらじゃなかったよねというものから、先日はなんと私物ストーンにクッキリとした3角形の「キー」が深々と刻まれていてびっくりでした(一体どうなってこうなった?)
こういったことって石が生きている証のようでもあり、同時に植物と同じように愛着をこめて接していると育っていくものだなあと改めて。
そんな彼らとの生活、石ライフ。
たとえば、人間ワンちゃんを触っていると自然にリラックスの脳波であるα波を出し始めると聞いたことがあるのですが(これはたとえば部屋に植物を置いても似たような効果があったような気がします)、石も似ていて、触れている・握っていると無条件に落ち着きますね。
気持ちが動揺しそうになったりものすごく哀しいとき、こころが揺れるとき、何でもいいのですがそんな時には頼れる・またはその時目が合った石(波長が合った石かピンとくる石)を手にとると自然に落ち着きます。
もちろんそれで問題が解決する訳ではないのだけれど、さざ波だっていたこころがだんだんと凪いでくるといいますか、ドバっと出ていた感情のエネルギーが石の助けで落ち着いていくのがわかります。
たまに説明文に「クリスタルヒーリングにもお勧め」と書くことがありますが、その方法って種々あるとは思いますが、店主のやり方はものすごーく簡単で、仰向けになってリラックスして、必要な場所に必要そうな・サポートしてくれそうな石たちを配置して、「お願い」と言って深い呼吸を繰り返していくだけです。その時、置いた石から呼吸を通じて自分の肉体やエネルギーに作用していくことをイメージします。
感じ方は人それぞれだと思いますが、基本的に毎回「これはすごい」と思うようなエネルギー体験が個人的にはあります(なので頻繁にはやらず、必要を感じた時だけ。時々本当にすごい時もありますから)。
もっとシンプルな方法はその時のフィーリングでチョイスした石か、または気心の知れた石を手にして、その石と深く「呼吸を合わせて」いくことです。これはリラックスした状態でも瞑想のような姿勢で集中しても、または眠る時にでも、カジュアルにできます。
いずれもキモとなるのは<石たちの存在を意識しながら、それとともに呼吸を合わせていく>ということです。これだけでも石と通じ合えるものがあるかと思います(焦りと期待は禁物。何も考えずに石と呼吸をしましょというスタンスで。それだけでエネルギーは整います)。
時々彼らは本当に献身的だなと思うことがあります。手の平や置いた場所を通してその石がもっている響き(この場合でならヒーリングのサポート)が伝わってきて、たしかにそれが浸透してくる。それはあるリリース(解放)のためであったり、純粋な癒しのためであったり。
また、そういうことをサポートしてくれる「クリスタルのスピリット」というのも存在します。(彼らが自動的なクリスタルヒーリングを助けてくれるんですよね)
以前「Crystal Sleepingのすすめ」という記事を書いたことがありますが、石は安眠にもいいと思います。寝つきがわるい時など、仲のいいクリスタルを額にあててそれに集中すると心地いいし、だいたいすぐに眠れます。
ちょっと話は変わりますが、クリスタルはたしか科学的にも(?)「右回転」「左回転」でらせん状に育っていくことがわかっていたような気がしますが、ドランヴァロ・メルキゼデクによれば水晶には実際に性別があって(それは時に両性具有の時もあります)、それは実は鉱物学的に見分ける方法もあります。
彼によれば六方晶系のクリスタルのフォルムというのは人間が発しているエネルギーフィールドに似ているそうですが、店主もある体験からそのように思っています。
なので、クリスタルを手に瞑想していくと自分のエネルギーが整っていく・整合性がとれていくのは理にかなっているのではないかなと。脳の大切な部分だってクリスタルと同じ成分でできているとたしかいわれていますし。
(余談だけれど母岩からそのまま生えている採掘前のクリスタルたちを見ると、そのひとつひとつがまるで「魂」のように見えることがあります。ピュアな石たちの魂が岩から生えているような感じでとても不思議な感覚。なので、やっぱり水晶というのはその意味でもひとつひとつに性格みたいな個性があるのではないかな)。
そして石たちはたしかに「眠っていたものが目覚めていく」ような感覚をうけることがあります。それってきっと人の手の中にあったりテレパシックに話しかけたりすると自然にそうなるのだと思いますが、石がどのようにしたら育ちやすいか?活き活きしていくか?は「一緒の時間を意識的に過ごす」みたいなことが一番ではないかと。
大切なのはやはりそんな石たちへの敬意で、やっぱり友だちのように自由な触れ合いをもつことが石とのかたい絆を育んでくれるのではと思います。そしてそういう石って本当に見た目からも「輝き」始めます。
クリスタルヒーリングに興味のある方は結構いらっしゃるかと思いますが、上記のようなシンプル&イージーな方法でも楽しいものなのでぜひ試してみてください。
カギはいつでも「石の存在を意識しながら、それとともに深い呼吸を繰り返す」、です。
相互の理解、イシとヒト。彼らをピュアに美しいと感じる時はきっと石と深くつながっている時でもあり。ひとつひとつが固有のエネルギーを発した神秘的な地球の子どもたち。
なんつってなつれづれを書いてみました。
(写真の石は非売品。夕陽が綺麗ですね)