2021/02/17 13:10
【 はじめに 】
6点ものアンダラクリスタルをご紹介させて頂くにあたり、すこしばかり時間をとってこの「イナンナ・ウィズダム」と名付けられた石たちを改めて感じてみることにしました。
ここで綴っていることはそんなことなのですが、初めに「あくまで店主が感じることですよ」ということで、これが絶対的に正しいものです、ということではないことを付記しておきたいと思います(石は持ち手の方が自由に感じることがすべてですので)。
物理的にも抽象的にも、アンダラは視点によって表情がガラリと変わってしまうので、いつも説明している【About Crystal】の部分は割愛。フォトでそれぞれご確認頂けましたらと思います。
基本的にみんな暗所では深い深いダークグリーンに、光を透かすとよりクリアなグリーンに。石によっては美しいブルーに見えるものもあります。
イナンナ・ウィズダムについては以前ご紹介したもの、アンダラについてはブログ記事がありますので、こちらもご興味の方はどうぞ覗いてみてください。
「イナンナ・ウィズダム(SOLD OUT)」
https://nijiishiya.thebase.in/items/38981782
「アンダラ ~レムリアの石」
https://nijiishiya.thebase.in/blog/2021/01/23/150836
また、シンプルに綺麗なガラスとしてアンダラが好き、という方はこの記事の読み飛ばし大歓迎です(笑)
ただ、アンダラの背景を考えた時、6つもショップでご紹介するのにあたりポンと放り投げるのも気がひけますので、今回店主が感じたことをつれづれに書いてみました。
【 エーテルの石 】
以前から感じていたことではあるのですが。
今回アンダラたちと過ごす中でより感じたのは、これがとてもエーテリックな石なのではないかな?ということでした。
エーテルとは古代ギリシャでアリストテレスによって語られた宇宙や天界を構成している「第5元素」のことですが、実際はアリストテレス以前にも神秘主義の叡智で語られ続けていたエレメントです。
それは宇宙の始まりからある非物質のものですが、似たようなものにそれぞれカーやプラーナ、アカシックエネルギーなど、さまざまな名で呼ばれています。
これはつまりは私たちが住まう世界の目に見えない部分、すべてに偏在しているエネルギーや物質の背景にあるものがこのエーテルなのですが、シンプルにいってしまえば、「物質化のエネルギーの素」となるもの。
それはブループリント(青写真)に沿って物質や現実を創造するための、見えない柔らかな液体や、光のようなイメージでしょうか。
このエーテルがそのまま結晶したものがアンダラです、とまで言うつもりはないのですが、アンダラを眺めているといつもこのエーテルを思い浮かべます。
とても流動的で、柔らかく、ピュアで、人々が「夢」と呼んでいる領域に流れているもの。
アンダラはそれらエーテルの色がそのまま結晶になって、破片になったもののようで夢がありますね。
もともとアンダラに付着している「エセリウム(モナトミック)」の語源はエーテリウム(エーテル)だという話がありますが、この石はそういった「世界の背景にある領域」、見えない不可視の部分とより響き合っているのではないかなと思ったり。
昔、レムリア人や星の人々は「意識のちから」をつかって物事を現実化・物質化したといわれていますが、アンダラもそんなレムリアの人々によってクリエイションされたのかもと思うとなんだかロマンですね。
アンダラはエーテルという言葉がとても思い浮かぶ石です。そしてこれはオーラソーマを重ねてみるとイメージしやすいかも知れません。
オーラソーマのように「ある光のエネルギー」が液体状になったもの。アンダラはそれが結晶化したもの、というのが店主にとっては概念としてイメージしやすいです。
オーラソーマがボトルカラーによってそれぞれのマスター存在や天使存在、ある光のエネルギーを表しているように、アンダラもまたその色によってもっている響きは変わってくると思うのです。
【 イナンナ・ウィズダム 】
イナンナ・ウィズダムと呼ばれているこの石はアンダラの中でも最も深い色をもつひとつだと思います。
店主が知る限り、イナンナってもう少しライトグリーン~ライトブルーなのですが、ご縁あって虹石屋で迎えているイナンナたちはとてもとても深い、神秘的なグリーンをもっています。
アンダラの真偽については諸説あり天然の火山性ガラスともレムリア人たちが象った人工ガラスだともいわれていますが、今回、改めてこの石たちを感じてみるとやはりとてもクリアで高い波動をもっているように感じられます。
以前ご紹介したページにも書いていますが、イナンナはとても高潔さ・高貴さを感じる石です(少なくとも虹石屋で扱ってるもの)。不可侵のグリーンの光の聖域があるならこんな風なのでは?と思えます。
響き方としてはさわさわと広がっていくようなものではなく、凛とした響きがそのままに届けられるような感覚。とてもクリアで、熱い。というのでしょうか。澄み切っているけど芯のある響きのように、美しい姿の割にある意味でパワフルなものをもっているように思います。
そしてある意味では厳然としていて、やはりギリシャ神話の「アテナ」のような高潔なイメージです。結果的に波動を引き上げてくれるような、愛ある厳然さといいますか。
(とは言ってもこの石が持ち手の方に厳しい何かを与えるということではないのですが)
不純なものを結果としてはねのけて、自分の中にあるピュアで誇り高い意思につながることをサポートしてくれそうです。アンダラは「高いところ」と響き合っている石だと思います。
また、アンダラは全てそういったものなのかも知れませんが、この石もスピリチュアルな領域への「扉」の役割を果たしてくれるかも知れませんね。光へのアクセスや、エーテリックな次元の架け橋となるように。
このアンダラたちはそこに置いておくと「ある神聖な空気感」を放っているのがわかるのですが、それこそがイナンナ・ウィズダムのもっている高くクリアな波動なのだと思います。
【 深いグリーン、ブルー 】
イナンナがもっているダイオプテーズのような深みのあるこの色は何なのだろう?と考える時、それはここではやはり「深い叡智」のようなもので、個人的には「アトランティスの調和した叡智」のイメージがこの色にとても近いです。
通常、このグリーンは変容や深い癒しなどを意味する光ですが、オーラソーマではグリーンのボトルは「ジュワルクール(チベットのマスター存在)」として表されることがあります。
アンダラは概してとても女性的な石だとは思いますが、厳しくも愛ある叡智をもったジュワルクールはこの色にピッタリかも知れません。叡智が進ませる道といいますか。
また、グリーンのアンダラは「ヒラリオン」と呼ばれるマスターがサポートしてくれるそうですが(ちなみにブルーはエルモリヤだそう。イナンナにはモリヤもとても似合います)、ヒラリオンもまた、アトランティスや叡智にかかわりの深い存在です。
どことなく、イナンナ・ウィズダムはちょっと宇宙的で、未来的で、それでいて懐かしい叡智のような、とても神聖さを感じさせてくれるアンダラだと思います。高潔な神聖さといいますか、穢れのないもの。
これは特にワークしなくても身近にあるだけでそれを感じられるもので、石たちの中にひとつアンダラがあると空気感が神聖さに近づくように感じます。
石をもつとき私たちのエネルギーの色というのは変化するそうですが、たとえばアンダラを持った時も光のスペクトルは美しいものに映り変わっていくのでないでしょうか。
さまざまにいわれのあるこの石ですが、店主個人は少なくとも今回お迎えしたアンダラに関して、ピュアでクリアで、美しいものを感じます。
【 おわりに 】
アンダラはどちらかというと、持っている・手元にある・絆を結ぶということに大きな意味を感じます。出会うこと・お迎えすること・一緒にいることそのものに意義があるといいますか。
アンダラの活用方法はたくさんインターネットに流れていますので、気になる方はぜひお調べになってみてください。
さまざまな背景をもったアンダラですが、ガラス質の石として素直に美しく、そしてやはり素晴らしい響きをもったものだと思います。石肌の中に見せてくれる美しいグリーン、ブルーは眺めていると惹きこまれます。
今回6つのグループでお迎えしましたが、アンダラたちを置いている一角は眺めていると荘厳な空気感でした。お守りにも、日々のお伴にも、アクセサリーにも、こころ惹かれる方はどうぞご検討されてみてください。
※ここで綴っていることはあくまで個人の意見です。どうぞご自身のフィーリングも大切にされた上、お求めくださいませ。