虹石屋

- 店主's memo


アフガンアメジストについてはこちらよりご覧ください。
https://nijiishiya.thebase.in/items/56770282

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2021年に一度だけご紹介して以来の登場です、アフガニスタン産アメジスト。
産地はGhazni（ガズニー）というパキスタン側の地域のようです。

セラーは世界中の個性的なアメジストを扱っている方。珍しい産地の石ばかりで面白かったのですが、その中で勧めてくれたのがこのガズニーアメジストでした。

突然の、久々の再会に驚きました。
あれ以来一度も出会えずにいましたが、とても嬉しい再会です。

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あの深い深いBlueのフローライトも然りですが、珍しい産地ということもあって、店主はアフガニスタンの石が好きです。ほとんど手の付けられていない、なかなか未知の場所ですものね。

アフガンアメジストはダブルターミネーション（両錐型）になっているものが多く、淡く幻想的なラベンダーとホワイトカラーが特徴。

ヘマタイトと思われる黒い粒々や、今回クローライトのGreenが共生しているものもあってとても素敵です。

先日のアラヴァリアメジストもですが、このガズニーアメジストもまた、他にはなかなかない魅力のあるアメジストだと思います。

幻想的で優美な雰囲気をもっているのと、＋エレスチャルチックだからか「生きもの感」があります。

みんなエレガントだけれど、どこか素朴なあたたかみがあるんですよね。静かな森のなかに棲息していそうな石といいますか。とても愛らしい石たちです。

また、結晶の中心からふんわりと灯るようにアメジストが挿しているので、それがまた優し気で有機的なのかも。

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本当に手に入らない石です。

特別に綺麗だったり整っている石というわけではありませんが、店主はこのガズニーアメジスト、とても好きですしこころ惹かれました。

前回は「女神のアメジスト」と名付けましたが、今回は「かわいいアメジストたちの精霊」という印象かな？とにかく可愛く、眺めていると愛おしくなります。

今お勧めしたいガズニーアメジスト。
素敵な出会いとなりましたら幸いです。

以下は個別の文章になります。

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今回の中ではかなり結晶形が崩れてしまっているのですが、とてもこころ惹かれてお迎えしたこの石。

その理由は、おそらく「紫のちから」のようなものを最も感じたからではないかなと。

ちょうど葡萄の皮を向いたようなツルツルの質感になっている部分がグレープカラーに近い色合いになっています。＋正面～反対側面も、ファントムになっている濃いめのパープルが。部分的なクローライトの彩りもいいです。

なぜかわからないけれどとても惹かれてしまうこの結晶。
多分、日々気軽に握ったり傍にいれそうな雰囲気だからではないかな。眺めていると不思議に癒されます（＋やはり可愛いです）。

なんだかとっても活躍してくれそうな、美しい色合いのガズニーアメジストです。


- Detail


アフガニスタン、ガズニー産

54×32×46mm（高さ×横幅×奥行き）
88g

＊お色味につきまして。アメジストは採光によって色の印象がコロコロ変わってしまうのですが、一つ目の動画は逆行→順光の順番に映しています（写真もその順番になっています）。

二つ目の動画は一応日陰で撮影したものを掲載しているのですが、「実物はこんなに渋くて暗い色ではないんだけど…」という印象です。

たとえば室内で見た時は、写真の白い板を背景にしたものが一番お色味が近いかなと思いますのでご参考にされてください（いずれも色加工などはしておりません）。

＊動画はページ下部より。BASEアプリよりご覧の方はこちらのリンクをご参照ください。鉱物的特徴、お色味や自然な欠落部分、カケなどは写真・動画でご確認ください。

https://youtu.be/pBrQ9vecl3A?si=hw35W7LSgvCsOuZx

https://youtu.be/T3AXLlgjuzY?si=eV_PNTOuC11Dr3r1

＊ご注文に関するご注意事項。お目通し頂けますと幸いです。
https://nijiishiya.thebase.in/blog/2023/10/19/230857