ブラフマークォーツ ~Mother~
¥9,500
SOLD OUT
- 店主's memo
ものすごーくお久しぶりの登場です。
西インドのプシュカルで産出する「ブラフマークォーツ(プシュカルクォーツ)」。
プシュカルは美しい湖を湛えた町で、インドで唯一、創造神ブラフマーを祀った寺院がある巡礼地。町の中央に湖があって、その傍らにブラフマー寺院があるそうですが、聞くところによるとその寺院の近くで採れるのだとか。
プシュカル水晶の特徴は、やや白濁するような優し気な姿。すっきりと伸びたBigサイズのものや鉄分の影響でうっすらピンク~ロゼカラーになったものも多く、そしてなんとシャーマンダウになっている確率が結構高いのです。(ダウでなくともそれに近かったり、ファントムになっているものが非常に多い印象)
ほとんど、というか滅多に出会えない石ですが、後から思うととても特別な産地なのだろうな、と思います。
---
京都ショーでインド人のセラーからようやく1点お迎えできました、プシュカルクォーツ。ずーーっといいものはないかとぼんやり探していたのですが、全く見当たらずで。おそらく現地に行けばあるのでしょうが、流通してないのでしょうね。
こちらは白濁するような姿が優し気なツインの結晶。2つとも「3角形がないバージョンのダウ」のようなファセットをしています(笑。つまり7角形のファセットが3面のみあるような)。そして両者とも綺麗なファントムの屋根を浮かべています。
---
プシュカルクォーツ、前々からずっと思っていますがとっても「女神的」「母性的」な石だと感じます。優し気な色合いと質感ゆえのみならず、何か太母のような雄大さを感じるクリスタルだと思うのです。この産地の水晶は鉄分を含んでいる印象もあるので(ピンクカラーのものも多いですし)、なおのこと大地的でグラウンディングしている感覚があるのかも知れません。
女性性的で、やわらか。そしてやさしい大地のように雄大。見守り感、寄り添い感を感じるような。
プシュカルの石は(個人的に)そんな石です。
また、町自体もとても美しい場所で(特に湖と夕陽が綺麗)次回インドを訪ねたら巡ってみたい場所のひとつです。
小さな女神さまのように優しい石です。
何か、プシュカルという土地は(唯一ブラフマーの寺院があるように)特別なパワーのある土地なのだろうなと思います。
- Detail
インド、プシュカル産
75×26×15mm
53g
*動画はページ下部より。BASEアプリよりご覧の方はこちらのリンクをご参照ください。鉱物的特徴、お色味や自然な欠落部分、カケなどは写真・動画でご確認ください。
https://youtu.be/FOOV4LRvMUo?si=wJPBhOfKe0scb1Cq
*ご注文に関するご注意事項。お目通し頂けますと幸いです。
https://nijiishiya.thebase.in/blog/2023/10/19/230857