虹石屋

- 店主's memo


中国、山東省産のモリオン。
トップと根元は強い光で照らすとやや透過するのですが、それ以外はまっくろくろです。

表面のところどころに白～赤みがかった粉のような成分を付着させています。ややマットな部分もありますが、石肌は照りがあります。

柱面に小さな結晶をチョコンと貫入させているのですが、こちらの結晶は不思議とモリオンにならずクリア。

しっかりサイズの素敵なフォルムで、斜めではありますが自立もしてくれます。

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先日は福建省のモリオンをご紹介しましたが、今回は山東省。

山東省は北京と上海の間にある海沿いのエリアですが、中国×モリオンの組み合わせは個人的に水墨画の世界を彷彿として素敵に思えます。

私物でもこの産地のモリオンをもっているのですが、山東省の黒水晶は灰色のクローライトと共生しているものも多く、その渋さが魅力。

こちらも何といいますか、見つめていると吸いこまれるような黒さ。「真っ黒だな…」と素直に思います（笑）

地中深くから発せられる放射能を長いことうけた黒水晶はそれだけでパワフル。ギュっとした密度やパワーを感じますし、石そのものがグラウンディングしているという印象。

魔除けやプロテクションによいとされていますので、お守りにもおすすめです。

こちらはサイズ感があるのでなおさら心強い雰囲気（？）で、モリオンがもっている純粋なパワーを感じることができます。幅広なフォルムも素敵で、ズッシリとした重さがあります。

こういったモリオンはある意味、持ち手の胆力を支えてくれるような、「ここぞ」という時や粘り強さを発揮したい時のバイタリティにもなってくれる「大いなる密度」のようなものを感じます。

中国モリオンたちの中からとりわけ素敵に思えた1点をセレクトしました。


- Detail


中国、山東省産

48×48×48mm
119g

＊ページ下部に動画をご用意しています。アプリよりご覧の方はこちらよりどうぞ。

https://youtu.be/a27TLk4J3E0