天照石(2)
¥9,500
SOLD OUT
- 店主's Memo
初登場。
日本神話、天孫降臨の舞台、宮崎県高千穂で産出される天照石(てんしょうせき)。こちらは美しいラウンド型のポリッシュです。
いやはや、今回「日本鉱物大特集」をしていましたが、こちらも店主「推し」の一石です。
天照石は最近になって仕入れ元に入ってはきていたのですが、今回こちらの美しい磨き石と出会ってビビ!っと一目惚れしてしまいました。
天照石は高千穂の日之影でのみ採れる石だそうで、白、黒、グレー、褐色などの色合いが混ざり合っているのが特徴。神居古潭石と同じく、落ち着いた色調がベースになった石です。
なんでも2億3千年前に生まれたともいわれているそうで、もともと火山活動の影響で生まれた岩石帯だそうですが、調べると隕石由来の物質も検出されるという話も見かけました(真偽はわかりません笑)。
地元の人々からは心身の不調を癒すちからのある、神秘の石として大切にされてきたそう。実際、天照石は人体にとても有効な値で遠赤外線を出しているそうです。
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色々なうんちくを抜きにしても、天照石という素敵な名前、日本神話の舞台である高千穂で採れた石、そしてこの深みのある色合い世界は、理屈抜きに惹かれてしまいます。
それぞれに惹かれる、またはそこから浮かぶキーワードのシンボル(象徴)として、この石をお迎えされるのもとてもいいと思います。やはり古代日本に想いを馳せてみたくなるような石だと思えます。
個人的にはアパタイトといくつかの点で似ているな、と思う部分があるのですが、こういったタイプの石というのは「骨」に響いてくるような感覚があります(物理的にも抽象的にも)。
つまり、肌や肉の下にある骨子骨格となっているものの領域。それを綺麗にクリーニングしてくれそう。
この落ち着いた深い森のような色合いは、見ているとこころの中にある静けさに触れてくれそうです。明晰性やクリアさを得たい時、自分自身にグラウンディングしたい時にも、とてもいい石だと思います。つながると、波紋の下にあるクリアな湖面を見せてくれるような石です。
手にしての瞑想などにもおすすめ。
色合いや模様の異なる2点をご用意しました。
もともととても硬い石だそうですが、見た目よりもズシリと重さを感じます。
先日見た限りでは仕入れ元にも3点しかなく、うち2点を引き取ったかたちですので、次回入荷の予定はいまのところ未定です。気になる方はどうぞお見逃しなくです。
フォルムも渋みのある色合いも、とてもとても美しい石です。店主おすすめ。
- Detail
宮崎県、高千穂、日之影産
55×55×20mm
115g
*ページ下部に動画をご用意しています。アプリよりご覧の方はこちらよりどうぞ。
https://youtu.be/MgW3MZnoM9k