虹石屋

- 店主's memo


国産鉱物特集をしようとお迎えした中でも、こちらも店主「推し」の一石です。

産地は初登場の長野県、小川山。
水晶の採れることで有名な水晶峠や金峰山からは少し北に位置していて、ここでもごろごろと水晶が採集できるそう。

小川山の水晶は、調べてみるとこちらと同じようにゴールド～オレンジの暖色系になったものが多いという印象だったのですが、石の雰囲気、色合いなどが個人的にとてもツボで、久々にスクリーン越しに石を見てもだえてしまいました（笑。余談ですが）。

どこか男性的な雰囲気の石たちなのかな？という印象だった小川山の水晶。

こちらは夫婦（めおと）岩のようなフォルムで、美しい寺院のような姿の結晶と、それに寄り添うような結晶の姿、そして渋みのあるゴールドカラーがとても素敵です。

そして結晶のクオリティの高いこと。。石肌の照り、艶、透明感が抜群で、特に大きい方の結晶は結晶面が大変に美しく、またほぼノーダメージです。

また、とてもわかりづらくはあるのですが、石肌に付着しているリモナイトの被膜は採光によって虹の虹彩をうっすらと見せてくれます（こちらは大きい方の各面に見られます）。

小さいながらもとても美しい世界観をもっている気がしたのと、この素敵な黄金色に一目惚れしてお迎えした石です。

本当に美しい結晶なので、手の平に載せていると愛でたくなるといいますか、個人的にはちょっとした幸福を感じます（笑）

非常にハイクオリティな、店主おすすめの国産ストーンです。


- Detail


長野、小川山産

35×24×42mm
30g

＊ページ下部に動画をご用意しています。アプリよりご覧の方はこちらよりどうぞ。

https://youtu.be/HUm5JPyFAj4