【予告】Yellow Masters Quartz ~マダガスカルの宝石のようなマスターシトリン
¥99,999
SOLD OUT
- Yellow Masters Quartzについて
先日の新宿ミネラルショーで1点のみ出会うことができた、マダガスカルの黄色いマスター。
蝕像をうけた美しい天然のシトリンたち。
この度同じセラーから同じグループの石を新たに6点お迎えすることができました。
前回1点のご紹介ページはこちらよりご覧ください。
https://nijiishiya.thebase.in/items/63242302
店主自身、本当に大好きなこの石。
セラーがフランスへ帰国後、連絡をもらえた時は嬉しい想いでした(そして速達で送ってくれたのですぐに届きました)。
鉱物的な特徴や、この石に感じることなどは上のページからご覧くださいませ。そちらがこのグループの共通になります。
また、今回のいくつかの石にはやはりトライゴーニック(逆3角形の窪み)が出ています。
(トライゴーニックについてはページの一番最後にペーストしていますのでそちらをご覧ください)
それはそのしるしを表しているものも・いないものもありますが、きっとみんな同じ記録とエネルギーを宿しているはずです。
ですので、実際にトライゴンがあるかどうかはあまり気にしなくてOKと思っています。
たまたまそこが溶けずに逆3角が露出していないだけで、このグループは内側に同じ記録を共有していると思うのです。
産地のマダガスカルはさまざまな鉱物や宝石を生んでいる神秘の島ですが、このシトリンは本当にここにしかないもの。
唯一無二の黄色いマスターグループ。
みんな握りもよく、綺麗なポイント状の結晶で、まるで人の手に渡るためのような石たちです。どれもきっと本当に素晴らしいクリスタルパートナーとなってくれます。
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前回は「マダガスカルマスターシトリン」という名でご紹介しましたが、今回は6つもありますし、「Yellow Masters Quartz(黄のマスターたち)」という名でご紹介いたします。
このグループは実際にそのような雰囲気の石たちですしね。
セラーがもっていたこの6点が今のところすべてです。
国内、海外にもほぼ、出回っていないと思われます。
ちなみに今の仕入れ元だとプライスに雲泥の差が出るのでお迎えできません(笑)
また、奇しくもこれを書いている今、フランスで開催されているサンマリーショー(有名なミネラルショー)にこのセラーが赴いているのですが、「同じものを見つけたよ」ということでいくつか動画を送ってくれました。
が、、、やはりお高いです(笑)
今回のセラーの石たちは「5年前のプライスで、安くしすぎちゃったかも」と言っていましたが(つまり5年間セラーのもとで眠っていたのでしょうね)、その意味で今回は本当に本当にロープライスでご提供できています。
サンマリーショーに出ているということはきっと今も採掘されているのだとは思いますが(が、セラーはこの5年間は出会ってなかったと言っていました)、今後もしご紹介できても同じプライスでご紹介できることはおそらくないと思います。
各ページには店主's Memoをシンプルに書いています。
ですが、「Maser of Master(マスターの中のマスター)」と呼んでいるBigサイズについてはかなり篤く語っていますので、他の石とともにご参考になさってみてください。
ではでは、こころ惹かれる方はぜひ手を伸ばしてみてくださいませ。
UPは7月4日、月曜夜ごろを予定しています(変動する可能性もありますのでご承知おきください)。
本当に素敵な、おすすめシトリンたちです。
素敵な出会いとなりますように。
*今回各ページ用のトライゴーニックの写真は特に撮らなかったのですが、おおむねが綺麗な3角のマークではなく、深めに溶かされた逆3角形型のギザギザのようなパターンです。少々わかりづらいかとは思うのですが、こちらのページに掲載していますので、どうぞご参考になさってくださいませ。
*シトリンやアメジスト、スモーキークォーツなどは採光や、暗所・明所によって色味がさまざまに変わります。UP時は動画もご参考になさってください。
*UP前の石の価格、詳細などについてはお答えできませんのでご承知おきくださいませ。
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「トライゴーニッククリスタルについて」
石の世界に詳しい方はきっと一度は耳にしたことがあると思われる「トライゴーニック・クリスタル」。
トライゴーニックとは深い地中で酸やマグマなどの熱水による浸食によりクリスタルの表面が溶かされ、その影響で逆三角形(▽)の浅い窪みが石肌から表れたもの。
これら外的要因で浸食された痕を残したものを蝕像水晶(エッチドクォーツ)というのですが、トライゴーニックの場合は外側からその▽マークが刻まれたのではなく、元々クリスタルに内在していたものが表面が溶かされたことにより露出したものだといわれています。
トライゴーニックのキーは石のファセット、先端の面に現れることがほとんどなのですが、おおむね複数のキーが織り重なるように刻印されており、多いものだとファセットの一面全面に刻まれていることもあります。
トライゴーニックが初めに注目されたのは北インドの「マニカラン」と呼ばれる山奥の高地。
その場所は地球の温暖化によって氷河が溶けて現れた大地から発見されたそうで、全面が溶けているような非常に独特の浸食痕を残しており、またトライゴーニックや「C面」と呼ばれる特殊なファセットを持っているものも。
マニカランのこれらの蝕像水晶からトライゴーニックが多く見られ、初めは氷河という環境ゆえのこの場所でしか採掘されないものだといわれていたそうですが、その後、ブラジルなど他の場所でも発見されるようになりました。
通常、クリスタルはとても頑丈で、塩酸や硫酸でも溶けることがないそうです。
が、1600℃以上の熱が加えられた場合、またフッ化水素には溶け出すそうなのですが、自然界にフッ化水素が存在しているとは考えにくく、詳しい原因は明らかになっていないようです。
が、おおむね水晶が結晶する際に必要な珪酸が含まれた熱水の変化によって、浸食が起こったと考えられているようです。
表面が溶かされたクリスタルのすべてにトライゴーニックが表れる訳ではなく、それ自体かなり希少なもの。結晶のファセットにある構造の「癖」のようなものがないと生まれないのだとか。
トライゴーニックはつまり、表面が溶かされたことによってクリスタルに元々内在していた▽のキーが露出したものです(カテドラルなどに見られる偶発的にできた▽の深い刻みはまた異なります)。
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特殊な状況下でないと生まれない希少なトライゴーニック・クリスタルですが、スピリチュアル、メタフィジカル(形而上学)な云われとしても、とても沢山の意味をもっています。
おそらくクリスタル・ワーカーのジェーンアン・ダウが言及していることがポピュラーだと思うのですが、
一般的には「肉体と魂意識を結びつけ、生きながら意識的な死、魂の旅ができるクリスタル」「持ち主をシャーマンの旅の入口に導く石」「魂が自己実現することを助ける」などがいわれています。
また、トライゴーニックは持ち主を選ぶとも云われ、もしもトライゴーニックが来たらその人は石に選ばれた人である、とも。とかくシャーマニックな由縁のある石のようです。
ジェーンアンによれば、人は誕生や死の際に、その人のエナジーフィールドに存在している「三角形のエネルギー」の動きや向きが変化するようで、それがトライゴーニックのキーと重なり、先のような意味に繋がっているようです。
彼女によれば人体の一番外側にあるエナジーフィールドには外向きの三角形があり、死の際にはそれが内向きに変化するのだそう。
そういったことから、トライゴーニックは死やあちら側、魂の旅や、シャーマニズムの旅にかかわるクリスタルと位置付けられています。また、彼女はトライゴーニックを「ものごとを変性させるよりもパターンを正しい位置に収めるもの」と説明しています。
上向きの△の成長痕を「レコードキーパー」といいますが、レコードキーパーが成長痕の凸として浮かびあがるのに対してトライゴンは浸食による凹として浮かびあがります。
古代の神秘主義などでは上向きの三角形は肉体や地球・また地球から宇宙へ向かうエネルギーを、下向きの三角形は魂意識や宇宙・宇宙から地球へ向かうエネルギーを表しています。
(それぞれに男女性のいわれもありますがこれは逆の場合もあります)
つまり△は地球や肉体、▽は宇宙や魂にかかわっているのですが、おそらくトライゴーニックもまた、「ここではない情報」を降ろしたり、それにかかわっている特別なクリスタルなのかも知れません。
とりわけ「出会いの妙」を感じてしまうトライゴン。
この石は持つこと・持ち主に出会うこと、に意味が強い石のように感じます。そこで発生する見えない化学反応、のようなもの。惹きあう磁力のようなものを感じる石です。