【 乙女 Quartz 】 山梨・乙女クォーツ
¥13,000
SOLD OUT
【 乙女水晶とは? 】
山梨県の北部にある乙女鉱山は明治初期から水晶やタングステンなどが産出されていた鉱山でしたが、1981年に閉山。現在は立ち入り自体が禁止されており、乙女クォーツは非常に希少な存在となりました。
国産の水晶といえばやはり山梨を思い浮かべますが、乙女鉱山も透明度の高い、質のよいクリスタルを産出する素晴らしい鉱山だったようです。
乙女鉱山という素敵な名前はその昔、この鉱山で若い男は鉱石を掘り、年老いた女性は石の選別、そして鉱石を運ぶのが若い女性だったことから名づけられたそう。
国産の水晶ってそれだけで惹かれてしまいますし、私たちが住んでいるこの大地で採れたものだと思うとなんだか親しみが湧きます。なじみ深いというのかな。
日本の水晶と言えばJAPANESE TWIN(日本式双晶)が有名ですが、乙女クォーツも、日本画世界に誇れる素晴らしい水晶だと思います。
【 About Crystal 】
こちらは非常に透明度の高い、清澄な乙女水晶。
状態もよくハイクオリティ。乙女鉱山の石らしい、無垢な輝きが美しいです。
こちらはファセットがほぼ完全にノーダメージ!です。石肌は照りっ照りで艶があり、輝きが素晴らしく。クラック&インクルージョンなども少なくてとてもクリア。
「正面のファセット」がなく、2つの面が真ん中を向く凛々しいお顔のようなファセットをもっています。根元には小さな子どもポイントも。
また、フォトでキズのように見えているのは主に小さな結晶たちの剥離痕です(乙女クォーツはこのタイプの、細かに群晶している剥離痕が多くて不思議なのですよね)。
小さなサイズだけれど、日本のクリスタルの美しさを余すことなく体現してくれている乙女クォーツ。お勧めです。
【 店主's Memo 】
あれこれと説明するまでもなく(笑)ただただいつも美しい乙女クォーツ。
乙女クォーツには乙女クォーツ特有の、「純真無垢な輝き」がありますね。
前回1点だけご紹介してからこころを奪われてしまい、今回も選りすぐりさんを2点お迎えしてきました。
乙女クォーツはピュアで穢れのない石。長い年月を経ているはずなのに、「生まれたまま」という言葉が似合うような、生まれた鉱山からたった今ここに来たような、そんな石。ただただクリアで在り続けてくれるもの。雪解けの水がそのまま結晶になったようで、澄み切っていて、そしてとてもやさしさを感じるもの。無垢な光、という響き。
宝物にしたいような、とても素晴らしい乙女クォーツです。鉱物コレクションとしてもどうぞ。
ご縁をお待ちしております。
~Details.
山梨県・乙女鉱山産出
乙女クォーツ
35×20×15mm
14g