「雷鳴のしずく」 フルグライト ペンダントトップ
¥4,200
SOLD OUT
「雷鳴のしずく」
フルグライト、ペンダントトップ
サハラ砂漠北東部、リビア砂漠産
ノンターニッシュ・ゴールドワイヤー使用
6.0×1.8×1.5
8グラム
※計測値はワイヤー部を含んでいます。
リビア砂漠産、フルグライトをゴールドワイヤーで象りペントップに仕立てました。
フルグライトは珪砂(砂)に雷が落ちることで生まれる天然ガラスの一種。
形成されるには6憶ボルトの電圧が必要で、砂に落とされた落雷によって高温が発生し、そこに流れた電流の痕跡がこのフルグライトを生みだします。
つまり落雷によって砂が溶かされ、それが冷えて固まったものがフルグライトなのですが、地中に落とされた稲妻は「木の根」のような痕跡としてフルグライトたちをそこへ残していくよう。
雷が作りだすとても神秘的な石です。
私自身はフルグライトはとても好きな石で、もともと希少なものですが、なかなか見かけないであろうペンダントトップにワクワクしています。
ネックを象っている4つの大小の渦巻き、そして稲妻を表すようにあえて曲線を描いているトップのゴールドのワイヤーワークがとても個性的な世界観を出しています。
渦巻きはまるで黄金の雷雲のよう。
フルグライトを眺めているといつもイメージするのは、古代、それぞれの地域で信仰されていた「稲妻の男神」、または龍です。
北欧、ギリシャ、アフリカ、中南米、中国、中東、日本。世界中どこへ行ってもこの「雷の男神」というのは存在します。
それは稲妻が神々の表現であり、天から注がれる神々しい光として特別視されていたからだと思えますが、天然現象である雷のパワーをそのまま閉じ込めたようなフルグライトも、またそんな雷へのロマンやちからを想起させてくれるような石。
一説には地球上の生命誕生の「素」は、雷が海へ落ちたことによる化学反応によって生みだされたアミノ酸だと云われています。
それは母なる海へ落とされた男神の精のようで、雷が古代の様々な神話として描かれているのにも納得してしまうような神秘性を感じてしまいます。
「雷の化石」とも呼ばれているこの石は、まさに稲光の響き・記憶をそのまま結晶にしたようで本当に素敵な石。
稲光の軌道は龍の閃きのようでもあり、個人的にはドラゴンのパワーになぞらえたりも。
言葉にするのが難しいのですが、この石と向き合う時感じるのは
ザザザと「励起」していくような磁気的な反応。エナジーフィールドに対して小さな砂嵐を起こすように余計なものを引きつけ外へ解放するサポートをしてくれるのではないかな?と感じています。
古いものを押し出し、変化の後押しをしてくれそうなイメージも。
そんな雷の響きを記憶し、閉じ込めているフルグライトのペントップ、お勧めです。
茶灰色の石肌をゴールドカラーのワイヤーが彩っており、どこか中東的で物語性のある、エキゾチックな組み合わせの妙。
普段の装いとも違和感なくフィットするかと思いますが、独特の個性を放つフルグライトのペントップは存在感も抜群です。
ヒーラーさんにもお勧め。